【登山レポート】日本百名山 蔵王山【刈田岳駐車場から熊野岳往復コース】

日本百名山

こんにちは、ロストマン(@the_lost_man77)です。

山形県と宮城県の両県にまたがる連峰の総称である蔵王山に登ってきました。

最高峰は標高1,841mの熊野岳(山形県上山市)で、特に活火山の火口湖である御釜(宮城県川崎町、蔵王町)は蔵王連峰のシンボルで、天気が良ければ宝石のようなエメラルドグリーンの美しい色を見せてくれます。

また活火山である厳しい環境に適応したコマクサなどの高山植物を見ることができるのも魅力のひとつ。

それだけでなく蔵王温泉や厳冬季の樹氷など年間を通して見所満載となっています。

今回は蔵王山の登山レポートを書いたのでよろしければ参考にしてみて下さい。

山行データ

時期:2019年10月16日晴れ
場所:山形県飽海郡遊佐町吹浦
登山スタイル:日帰りピストン
パーティ:単独
登山タイム:3時間8分
登山コース:刈田岳駐車場から熊野岳往復コース

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蔵王山とは

「蔵王」とは、山形・宮城両県にまたがる連峰の総称で、最高峰は標高1841mの熊野岳(山形県上山市)です。火山の火口湖である御釜(宮城県川崎町、蔵王町)は蔵王連峰のシンボル的存在で、熊野岳や刈田岳の山頂にはその展望を楽しもうと多くの観光客が訪れます。また、火山活動による厳しい環境に適応したコマクサなどの高山植物を見ることができます。
 山麓の蔵王温泉や蔵王高原、冬季の樹氷など、たくさんの見どころを有する蔵王は一大観光エリアです。

出典:やまがた山

登山コース

刈田岳駐車場から熊野岳往復コース

刈田岳駐車場(1595m)…馬の背…蔵王山/熊野岳(1840m)…刈田岳駐車場

総距離コースタイム標高差日程難易度
5.4km上り1時間30分+下り1時間15分246m日帰り初級

YAMAPから登山コースの地図をアプリにインストールしておきましょう。

登山時期

蔵王山 登山時期画像
出典:日本百名山登山支援

登山口まで

AM9:32 蔵王エコーラインを車で走って刈田駐車場に着きました。

ここには約4年前に友人と旅行で一度着たことがある場所なんですよ。いやー懐かしいですね。

刈田駐車場は約300台を駐車するスペースがあるそうです。しかも無料。

駐車場の奥に行くと蔵王刈田リフトがあります。乗車料金は往復750円です。

ここは以前の旅行で利用したのでリフトに沿って登るルートがあるので、今回はそちらから行くことにします。

登山開始

AM9:43 リフト乗り場の手前に登山道を示す看板があるので、そこから入っていきます。

入ってすぐに霜柱が道全体にできていました。

こんなに沢山の霜柱は初めて見たので、開始早々テンションが上がってしまいましたね。

ほら、こんなに綺麗なんです。

最初はロープーウェイの横に沿って行きますが、なかなか急登。

ガレ場や濡れている個所もあって多少滑ります。

ロープウェイから徐々に離れていき、ここで合っているのかとスマホの地図アプリをちらちら見ながら登っています。

確かにこのまま行けば御釜のある場所まで出られるようです。

AM10:02 見晴らしの良い場所に出れました。

進行方向を右に向くと手前に蔵王山頂レストハウスで、奥にあるのが刈田峰神社があります。

そのまま真っ直ぐ歩いて行くと、蔵王山のメインスポット「御釜」に行きます。

今でも火山活動を行っているので注意喚起の看板が設置してあります。

柵もしてあるので安全の為に超えないようにしましょう。その先はものすごい崖になってますので。

エメラルドグリーンの御釜(五色沼)です。

これまでのすり鉢状の火口と違って、シャベルでくり抜いたような特殊な形をしています。日によって色調が変わるようですね。

御釜を正面にして左の方角に蔵王山の山頂の熊野岳があるのでそちらに向かいます。

違う角度から見る御釜もいいですね。

山頂の熊野岳までは木の柱があるのでそれに沿って行くのでわかりやすい。

この上に小屋が見えますね。

熊野岳避難小屋に着きました。

外壁は石に覆われて頑丈そうな作りです。

避難小屋の中を覗いてみました。ストーブ付で、あまり大人数は入れないですね。

そのまま緩やかな道を進んで行くと

避難小屋から10分程で熊野神社に着きます。

蔵王山(熊野岳)山頂

AM11:11 蔵王山の山頂である熊野岳に到着です。

ここまでは特に苦労することなくすんなりと来ることができます。登山というよりはハイキングといった感じです。

山頂は平らで広くて展望も良いです。天気が良いと太平洋や鳥海山、月山、朝日岳が一望できますよ。

標識には1,840mと書いてありますが、情報サイトなどには1,841mと記載されているものが多いのですね。

三角点にタッチ!

レストハウス付近まで戻る途中に園児も遠足で登ってました。

一生懸命に登っている姿が可愛いです。

こんな所にも熊が出るようです。

刈田岳方面に登ると御釜の看板があります。

レストハウスには売店やレストラン、トイレがあるので休憩にはもってこいです。

因みに売店にバッジが売っていたので購入です。380円でした。

レストハウスから5分程で刈田岳山頂に到着。ですが、山頂の看板の写真忘れました。

蔵王山メートル指導標なるものがありました。

調べてみたら白石と大河原の駅を起点として1kmごとにメートル標語を書いたものらしいです。

お昼のおやつに堅あげポテト。高度が高いとパンパンに袋が膨れて毎回開けるのが楽しみです。

刈田岳山頂には刈田嶺神社もあります。

絵を描いている人も多く見かけます。

満喫したので苅田駐車場まで戻ります。

PM12:51 下山完了です。

コース自体は長くないのですが、景色が良いのでつい3時間くらいはゆっくりと見てしまいました。

近くに蔵王温泉があるということで汗を流しにきちゃいました。入浴料は激安の200円です。

源泉かけ流しの硫黄を含んだ酸性の強い温泉です。

目に入ると結構痛かったですが、脱衣場に水道水が出る場所があるのでそこで洗えます。

あつあつの温泉で体の心まであったまることができるとても良い温泉でした。

注意点

  • 御釜を見る場所には柵が設けられていない個所もあるので近づきすぎないようにしましょう。
  • 熊の出没もあるそうなので用心しましょう。

蔵王山の周辺施設

最後に

蔵王山は蔵王エコーラインを車で一気に登り、刈田駐車場から御釜や山頂まですぐ着くので、登山というよりハイキング感覚で気軽に行けます。

御釜のダイナミックな迫力ある姿は自然の力強さを感じることが出来るので是非見てもらいたいです。

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