キャンプをする時に無料キャンプ場は利用料金がかからず助かりますよね。
ただ最近無料キャンプ場を利用する人の中にゴミをそのまま地面に捨てていったり、シンクに残飯を大量に捨てて詰まらせる、芝サイトで直火をして燃やすなどのマナー・ルール違反が全国で相次いでいるようです。
そのような迷惑行為が続いた結果、今まで無料で利用できたのに閉鎖や有料化をするキャンプ場が後を絶たなくなりました。
今回は無料キャンプ場でマナー・ルール違反が多発したことによる閉鎖・有料化の危機について述べたいと思います。
少しでもこのようなマナー・ルール違反がなくなるように心掛けて欲しいと思って書きました。
無料キャンプ場で相次ぐマナー・ルール違反
まずは上記の動画をご覧ください。
無料で使わせてもらっているのにそこら中にゴミを捨て放題はかなり酷い光景です。本当にキャンプが好きな人はとても腹が立ちますよね。どうしてこんなことが平気で出来るのかが理解不能です。
ただ、こうやって無料キャンプ場が荒らされると管理人さんや他のキャンパーさん、近所の人が後始末をして綺麗にされている背景がありますので、キャンプをする人全員に知っておいてもらいたいと思っています。
ここで実際にあったマナー・ルール違反を挙げてみました。
最早キャンプ場のマナー・ルールを知らないと言うよりは一般常識としてやってはいけないレベルです。
ルール・マナー違反で無料キャンプ場が閉鎖・有料化
まずは上記の動画をご覧ください。
こちらの「大野アルプスキャンプ場」という無料キャンプ場でもゴミがあちこちに散乱していたり、木を勝手に切られたり、直火をしたりとやりたい放題やられている様子が見て分かります。
管理人さんの負担が大きく手に負えないという事で、その結果ここの無料キャンプ場は閉鎖することになり、マナーやルールを守っていた他のキャンパーさんにも迷惑がかかってしまったということです。
幸い動画に出ていた「大野アルプスキャンプ場」は現在は有料化をすることでキャンプ場を再開されました。
他の無料キャンプ場でも一部のルール・マナー違反をする人達によって閉鎖や有料化をせざるを得ない状況に追い込まれている所が数多くあります。
ただ有料化にすることによって利用者は減ることになりましたが、その分ルール・マナー違反をする人がいなくなったようで管理人さんや他のキャンパーさん、近所の人にも好評なようですね。
でも折角なら無料のままでいつまでも利用できる状況であって欲しいと思いますので、キャンプをする人にはひとりひとりがきちんとルール・マナーを守ることが大切です。
マナー・ルールを守るために必要な道具を持って行こう
ルール・マナーを守るためには、最低限必要な道具を持っていないといけませんので、キャンプの際には持ち運ぶようにして下さい。
ゴミ袋
ゴミを捨てる時にゴミ袋を持っておかないと結構困ります。キャンプ場によってはゴミ袋を販売している所もありますが、販売していない所もあるので基本的には自分で持っておきましょう。
焚火台
ほとんどのキャンプ場は直火を禁止にしています。焚き火を楽しむなら焚火台を持って行きましょう。
焚き火シート
焚火台とセットで持っておくのが焚き火シートです。焚火台の下に敷いて焚き火の熱で芝生にダメージを与えないようにしたり、こぼれた灰が地面を汚さないようにするために必要になります。
火消し壺
焚き火やBBQをしていて燃え残った炭を入れると消化することができます。その後キャンプ場に灰捨て場があればそこに捨てて、なければそのまま持ち帰って自宅で袋に入れて可燃ゴミとしてお住まいの自治体の指定された方法で捨てて下さい。
薪ばさみ
炭を安全に掴んで捨てるために必要になります。
スコップ
炭や灰をすくって捨てる時に使います。スコップの先が水平のものだとすくいやすいです。
因みにキャンプでのルールやマナーに関する記事もありますので、キャンプに行く前に是非読んでみて下さい。↓
最後に
無料キャンプ場は自治体や管理団体のご厚意で成り立っています。
見晴らしが良かったり、設備充実しているなど最高の無料キャンプ場が一部のマナー・ルール違反によってなくなっていくのはとても悲しいことです。
キャンプを楽しむ際にはマナー・ルールをよくご理解したうえで利用しましょう。