河川敷や自宅で「焚き火」や「バーベキュー」は法律違反にならないの?

キャンプ関連

こんにちは、ロストマン(@the_lost_man77)です。

キャンプでは「焚き火」と「バーベキュー(BBQ)」という火を使って暖まったり、食材を焼いて美味しく食したりするのが醍醐味として楽しまれています。

ですが、キャンプ場以外の河川敷や浜、自宅などで「焚き火」や「バーベキュー(BBQ)」を楽しまれる光景も目にされることも少なくありません。

しかし、キャンプ場はこれらを行う適切な施設ではありますが、それ以外の場所はそもそも勝手にやっても良いのか?法律違反にならないのか?という疑問があるのではないでしょうか。

今回は河川敷や自宅で「焚き火」や「バーベキュー」は法律違反にならないのかを考えていきたいと思います。

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「焚き火」と「バーベキュー(BBQ)」について

そもそも「焚き火」と「バーベキュー(BBQ)」は外で火を燃やす行為に関しては同じですが、今一度どのような定義がされているのか見ていきましょう。

「焚き火」とは

「焚き火」とは、火を焚いたり、燃やしたり、およびその火を指し、木の枝や落ち葉、薪などを地面その他の一箇所に集めて燃やす事の総称です。

また、落ち葉を寄せ集めた焚き火は「落ち葉焚き」と言い、焼きいもをする時などの秋の風物詩としてよく見かける焚き火ですよね。

大まかにいえば燃料と認識される薪や炭などで地面で行う直火や焚火台を使用して火を焚くことそのものが「焚き火」という解釈になります。

因みに混同しやすい「野焼き」は、新しい草がよく生えるように、早春、野原の枯れ草を焼くことで土地の維持管理を目的とした野外でものを焼却する行為全般をいいます。なので家庭や事業所から出たゴミや廃棄物を庭や空き地に置いたドラム缶やブロックで囲んだ焼却炉を使用しての野外焼却することも野焼きに分類されますが、廃棄物処理法の違反になるので要注意です。

「バーベキュー(BBQ)」とは

バーベキューとは、薪、炭、豆炭などの弱火によって肉や野菜、魚介類などをじっくり焼く料理、もしくは煙で、燻すその調理法や行為を指します。

また、半日以上じっくりと火を通した豚のなどの動物の丸焼きなどを指します。因みに短時間の直火だけで肉を焼き食す行為はグリルと言われます。

焚き火およびバーベキューは法律や条例に触れるのか

ではキャンプ場および河川敷、浜、自宅などで「焚き火」と「バーベキュー(BBQ)」をする行為は法律面ではどのような立ち位置となるのでしょうか。

基本的には、公有地・私有地を問わず、法律および各自治体の条例によって焚火、野焼き行為が法律・条令によって制限・禁止されている事が多く、注意しなければいけません。

禁止されている法律や条例は以下の通りとなっています。

  • 軽犯罪法
  • 自然公園法
  • 自然環境保全法
  • 都市公園法
  • 廃棄物処理法
  • 消防法及び火災予防条例
  • 県市町村条例による規制
  • 管理組合等による自主規制

これらの多くの法律や条例の対象になる可能性があります。

基本的にはきちんと適切な場所で、適切な許可、適切な方法をした場合に限り焚き火およびバーベキューをするなら認められています。

次にキャンプ場や河川敷、自宅などの各場所では違反にならないようにどのような点に注意すれば良いでしょうか。

キャンプ場の場合

基本的にはキャンプ場で焚き火およびバーベキューをすることはOKとされていますが、キャンプ場によっては使用できる所が指定されていたり、直火禁止で焚火台を使用しないとできなかったりと規則・マナーが決まっているのでよく確認しておきましょう。

河川敷や浜の場合

公園となっていない河川や浜などは各自治体の条例によって基本的にはOKの場所が多いですが、禁止されている個所もあります。

例えば都市部の人の多い場所や流れが急な場所などは騒音やゴミ、死亡事故の問題となる為に禁止にされています。

また、事前に許可が必要の場所もあるので、管理している河川管理事務所に必ず確認してから利用しましょう。

自宅での場合

自宅で焚き火やバーベキューは廃棄物処理法による落ち葉焚きやキャンプファイヤーなどの軽微な焚き火は消火の準備をしていれば認められていますが、都市部や住宅密集地などでは市町村の条例によって禁止されている場合が少なくありません。

煙の臭いや火事の危険性および人が集まって起こる騒音の問題が発生するので、住宅が密集している場所では難しく、最悪通報されてしまうと軽犯罪法違反となる可能性もありますので、無難に止めておいた方がトラブルを起こさずに済むでしょう。

バーベキューも同様に住宅の密集している場所では止めておいた方が良いでしょう。

あくまでも住宅間がものすごく離れている事が前提なので自宅での焚き火やバーベキューはハードルが高いと言えます。

焚火台は必ずもっておこう

焚き火やバーベキューを楽しむ人の中には地面で直接火を燃やす「直火」をされている方も見受けられ、「焚火台」は持ってなくても大丈夫だと思われますが、場所によっては条例や規則・マナーとして直火禁止にされている事が多く、どこに行こうが必ず持っておくべきアイテムです。

火を扱うことに対してのマナーやモラルを考えよう!

「直火」は直接地面で火を燃やす行為なので地面へのダメージを与えてしまいます。

例えば土の中の微生物を殺してしまったり、芝生を燃やしてしまったり、きちんと鎮火できなかったものが火事の原因になったりと自然環境へ負荷をかけているだけでなく、その場所の管理者と他の利用者の迷惑となります。

「焚火台」を持っておくことで地面へのダメージを減らせたり、直火禁止の場所であった時に直ぐに対応できるメリットがあります。

自然環境にやさしい事に加え、規則やマナーに配慮するという意味で「焚火台」を使いましょう。

焚火台を購入しよう

次に焚き火もバーベキューも両方楽しめるオススメの焚火台をご紹介いたします。

【キャプテンスタッグ】ヘキサステンレス ファイアグリル

6角形の折り畳み式で、網をセットすればバーベキュー仕様に、網を外せば焚火台仕様として使えます。

ソロとしても友人や家族と複数人で使っても楽しめるサイズ感。これ1台あればどんな場面にも対応できるマルチタイプの焚火台。

【キャプテンスタッグ】カマド スマートグリル B6型

カマドの形をした焚火台で、火床を囲むような設計なので風による炎が煽られたりすることはなく、側面には通気口が空いており空気を適度に供給することで火力を維持することもできますから、焚き火やバーベキューするのにとても優秀です。

他にも焚火台のご紹介した記事がありますので、よろしければそちらもご覧ください↓

最後に

今回は河川敷や自宅で「焚き火」や「バーベキュー」は法律違反にならないのかをご紹介しました。

どの場所においてもまずは、そこの自治体や管理者による条例や規則・マナーがあるのでよく確認をしてから焚き火やバーベキューを楽しむようにしてください。

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