こんにちは、ロストマン(@the_lost_man77)です。
自転車日本一周を志している人にとって、まずはどのような装備があればしっかりと旅ができるのか悩むと思います。
しかし、安心して下さい。
以前自転車日本一周してゴールした私が装備について何が必要なのか本記事で紹介しますので、参考にして揃えてもらえればトラブルに対処したりや快適な旅をすることができる自信があります。
それでは見ていきましょう。
自転車日本一周に必要な装備・アイテム・持ち物一覧
自転車日本一周に必要な装備・アイテム・持ち物はざっとこんな感じです↓
それでは順番に紹介していきますので、参考商品とともに見ていきましょう。
自転車関連
自転車
毎日長距離を漕ぐことになる自転車は日本一周の要となる存在。
長旅をするなら長距離を漕いでも壊れにくい頑丈な「ランドナー」「マウンテンバイク」「クロスバイク」の3タイプの自転車がオススメ。
中でもARAYAのフェデラルが低価格で性能も高くかつ丈夫と殆どの自転車日本一周の愛車はコレが圧倒的に多かった人気の車種でした。因みに私は現在廃版のジャイアントのグレートジャーニーを乗っていましたね。
これらのタイプの自転車はタイヤの幅が太いので、地面から伝わってくる衝撃を吸収し長時間漕いでも疲れにくいという特徴があります。
自転車日本一周勢の中にはロードバイクやママチャリの人もいましたが、悪路や荷物の重さに耐えきれずによく車輪のフレームが歪んだり、スポークが折れたりして修理代で自転車本体以上の出費がかさむのであまりオススメできません。
また、万が一事故を起こしてしまうかもしれないので、「自転車保険」に加入する事をオススメします。私も加入していた全国チェーンのサイクルベースあさひの自転車保険なら1年間3,430円と格安です。
他にも事故や故障で自転車が動かなくなった時のロードサービスもあります。詳しくはリンクから↓
自転車ハンドル部バッグ
自転車のハンドルに装着するバッグで、オススメはオルトリーブのアルティメイト6クラシックで容量は7Lです。
自転車での休憩時に直ぐに物の出し入れができるので、わざわざリュックを下ろして取り出すといった手間がなくてとても便利。
また防水仕様で突然の雨でも中の物を濡らすことなく持ち運べます。バッグごと持ち運びたい時にも簡単に脱着も可能です。
自転車フロントサイドバッグ
自転車のフロント部に装着するサイドバッグで、オススメはオルトリーブのフロントローラーシティで容量はペアで25Lです。
防水仕様なので雨の日でも安心して持ち運べます。私は日本一周の時には使用していなかったのですが、他の自転車勢はフロントとリアにサイドバッグを装着している人もいて、この方が自転車の重量が分散され、背中にリュックを背負う必要がなくなり漕ぎやすくなりますよ。
自転車リアサイドバッグ
自転車のリアに装着するサイドバッグで、オススメはオルトリーブのバックローラーシティで容量はペアで40Lです。
こちらも防水仕様で雨の日でも安心して持ち運べます。私は自転車日本一周中はこの中に衣類や電子機器、調理器具を入れていて、流石信頼できるオルトリーブ製品は中の物が一切濡れずに旅を続けることができた優れものでした。ただ、ずっと開けないでいるとどうしても湿気が溜まってカビが発生するので、防水と言えどこまめに湿気を逃がした方が良いですね。
自転車フロントキャリア
自転車のフロントにサイドバッグを装着させるために必要なキャリアです。
自転車の車種によっては初めから付いているものもあります。自分で付ける場合には寸法をよく確認してからにしましょう。
自転車リアキャリア
自転車のリアにサイドバッグを装着させるために必要なキャリアです。
こちらも自転車の車種によっては初めから付いているものもあります。自分で付ける場合には寸法をよく確認してからにしましょう。
自転車フレームトップチューブバッグ
自転車のフレームに装着するトップチューブバッグです。
中に自転車の工具などを入れておける他に、スマホを入れてタッチ操作ができるので、ナビを見ながら自転車で走れてとても便利。
自転車フレームボトルケージ
自転車フレームに装着するボトルケージで、ペットボトルやボトルを収納して走行中いつでも水分補給ができるようになります。
自転車フロントライト
自転車のフロントに装着するライトです。
オススメしたいのが、キャットアイのVOLT400 HL-EL461RCでハイ・ミドル・ロー(400/100/50ルーメン)に明るさを調整できるほか点滅・点灯+点滅の合計5段階に切り替えられます。
防水仕様で突然の雨でも安心、USB充電式なのでモバイルバッテリーがあればいつでも充電できます。
実際に夜街灯もない真っ暗な所だとハイ(400ルーメン)でないとまともに走行できないくらいでしたので、最低でもこれくらいの明るさがないとキツイですね。
自転車リアフレームライト
自転車のリアフレームに装着するライト。
夜間やトンネルといった暗い場所で自分の存在を車に気づいてもらうために必要です。
過去に自転車で日本一周していた人が轢かれて怪我をしたり、亡くなったり、自転車が壊れたことがありましたので、必ず付けるようにしましょう。
自転車スタンド
自転車を自立させるために使うスタンド。
立て掛ける壁が無くても、いつでもどこでも気軽に自転車を自立させられるのが便利でスタンドが2本付いているものがオススメ。
1本だと高確率で日本一周装備の重量に耐えきれずに数日もすればポッキリと折れますが、2本あれば垂直に自転車を立てることで重量を分散させられるので折れることがありません。
自転車カバー
自転車を保護するカバーです。
日本一周装備を付けていても全体を被せられるくらいの余裕があり、雨や風から自転車を守るだけでなく、中身が見えないので盗難の被害にも遭いにくいのでとても役立ちます。
フロントとリアのタイヤ両方にワイヤーロック用の穴がそれぞれあるので、風で吹き飛ぶ心配もありません。ワイヤーロックは100均のものでOK。
自転車チェーンロック
自転車が盗難の被害から守る為にチェーンロックは必要です。
オススメは110cm以上の長めのもので、リアタイヤとフロントタイヤを1度に両方をロックをかけられます。
それに加えて自転車カバーをかけてワイヤーロックもかけてしまえば、長時間自転車を離れることになっても心配いりません。やりすぎかもしれませんが、私はこれで日本一周中は一度も盗難されることなくゴールすることができました。
自転車ツーリングネット
ツーリングネットは自転車のキャリアに積んでいる荷物を固定する為に必要です。
荷物が少ない人なら30L、荷物が多い人なら60Lがオススメ。
自転車エアーポンプ
自転車のチューブに空気を入れるエアーポンプです。
自転車旅で避けては通れないのがタイヤの中にあるチューブがパンクすることで、常にエアーポンプとパンク修理キットと予備チューブは携帯しておく必要があります。
エアーポンプはエアゲージの付いた物があるとどのくらいの空気圧が入っているかが分かるので、基準値まで入れてあげればスムーズに走れるようになります。
自転車パンク修理キット
パンク修理キットはパンクしたチューブの穴を塞ぐために使います。
パンク修理キットはダイソーでも売っているので、そちらで購入しても全然大丈夫です。
修理の方法ですが基本的にはパンク修理キットのパッケージの裏側やネットなどに上がっていてぶっつけ本番でもいけますが、旅に出る前に練習しておくとスムーズに対処できるのでやっておいて損はないですね。
自転車チューブ
チューブはパンク修理キットを使って補修しても裂けたりしてどうしても上手くいかなかった時の最終手段として使います。
なので、常に予備のチューブを携帯しておいた方が良いです。
こちらで紹介するパナレーサーのチューブ(26×1.625~2.10)は私が日本一周していた時に使用していたジャイアントのグレートジャーニー(廃版)の規格に合ったものなので、皆さんが使っている自転車の規格に合ったチューブを選んで下さいね。また、バルブに仏式と英式があるのでここも間違えないように注意しましよう。
自転車工具セット
長旅をしているとキャリアのネジが緩んできたり、破損したりとトラブルが起きた時に自転車を修理する工具は必要です。
マイナスドライバー、プラスドライバー、トルクスレンチ、六角レンチ(2/2.5/3/4/5/6/8mm)、チェーンカッターが1つになった自転車用マルチツールがあると便利。
これに加えてラジオペンチと、モンキーレンチも100均で揃えられるので持っていると良いですよ。
アウトドア関連
クッカー
日本一周では炊事をする場面も出てきますので、クッカーが必要になってきます。
フライパンと鍋がセットだと調理の幅も広がるので、持っておくと便利ですよ。
カトラリー
食事をする時にカトラリーは必要になります。
折り畳み式だとコンパクトなるので、収納の邪魔にならなりません。100均で揃えてもOK。
マグカップ
旅中はキャンプ場でコーヒー飲んで一息したい時があります。
マグカップがあるとノスタルジックな雰囲気に浸れれるので、持っておくと旅してる感があって良いですよ。
オススメなのがスノーピークのチタンシングルマグで、とにかく見た目がオシャレなうえにハンドルが畳めて持ち運びやすい。
シングルガスバーナー
火を使った調理をする時にシングルガスバーナーが必要になってきます。
旅でオススメしたいのが燃料にCB(カセットボンベ)缶を使ったタイプで、OD(アウトドア)缶と違いコンビニや100均などで比較的安価で入手がしやすいので、旅で自炊をメインと考えている人には経済的です。
テント
自転車日本一周では野宿は当然することになるので、テントを持っておく必要があります。
5,000円程の安物テントだと夏用で耐水性が低く、フレームも直ぐに折れてしまってゴミになるので、それなりにちゃんとしたテントを買いましょう。
1万円台のネイチャーハイクや旅人も使っている人が多いモンベルのテントがオススメですよ。
マットレス
マットレスは自転車日本一周の旅では大きくて邪魔なので持っていなくても何とかなりますが、あると便利なアイテムです。
細かい凹凸によってクッション性と断熱性を備えた折り畳み式となっていて、ゴツゴツした硬い地面や冷気による体の負担を軽減。
直ぐに広げて設置でき、撤収も畳むだけなので煩わしさがありません。
寝袋
寝袋がないとまともに眠れないので必須アイテムです。
中でも日本一周勢の寝袋で圧倒的支持率のあるモンベルのシュラフがオススメ。
モンベルのシュラフは独自のスーパースパイラルストレッチシステムを採用した「伸びる寝袋」で寝返りが打ちやすい設計。
軽量コンパクトでかさ張りにくいうえに高い保温性を備えているので、寒い時期でもへっちゃらです。
日用品関連
レインウェア
突然の雨が降って来た時にレインウェアは必要になります。
びしょびしょになるとテンション駄々下がりで旅自体が苦痛で辞めたくなりますが、レインウェアで雨を防げば問題なし。防寒着としても使えるので寒い日でも安心です。
ウィンドブレイカー
少し肌寒いなと感じる時はウィンドブレイカーがあると、風による体温低下を防いだり、体温が逃げないように保温することができます。
レインウェアも防寒着として使えますが、少しダボついて動きが悪くなるので、普段使いならウィンドブレイカーを着るようにしましょう。
衣服
正直好きな服があってモチベーションが上がるのならそれを着ているのが1番なのですが、あえて実用的な服をオススメするなら速乾系のものを選ぶのが良いです。
乾きにくい綿素材のものは汗をかいた後に体を冷やすことになるので、速乾性の服なら数分で直ぐに乾いて体に引っ付く感じがなく、体も冷えにくいです。
また、スポーツインナー・スパッツも速乾性があり、汗を吸収し臭いを抑えて適度な締め付けにより筋肉痛や疲労を軽減してくれます。虫刺されや日光、擦り傷を肌から守る役目もあります。
洗濯ネット
コインランドリーで衣服を小分けにして毛玉まみれにしたくない時に便利。
人に見られたくない時は黒色のネットを使うと良いですよ。
保冷バッグ
地味に役に立つのが保冷バッグです。
スーパーで新鮮な食材を購入してキャンプ場や寝床まで持って行く時に食材を痛めずに持ち運べるほかに、汚れた衣服と洗剤を入れて手もみすれば洗濯も簡単に済ます事ができます。
マルチツール
切ったり、開けたり、取り除いたりなど何か道具を使わないといけない場面にマルチツールは必要です。
オススメが中林製作所の20徳ツールナイフで、ナイフ・缶切り・爪掃除・小刀・のみ・爪ヤスリ・ノコギリ・栓抜きなど20種類の多機能がありながら低価格なのが良いですね。
歯磨きセット
歯のケアを怠ると虫歯になるので歯磨きセットは必要です。
私も面倒くさがっていたら旅中に虫歯になり医者に行くことになったので注意して下さい。
シャンプー・石鹸
体を洗う時にシャンプー・石鹸は必要になります。
格安温泉や銭湯の施設にはシャンプー・石鹸が常備されていない所があり、シャワーだけで洗っても汚れや皮脂が完全に落としきれないのでベタベタ感が残ってしまいます。
また、他のお客さんにも迷惑になるので必ず携帯しておきましょう。
ガムテープ
意外と役に立つのがガムテープです。
例えば自転車のキャリアが壊れた時やテントが破れた時、タイヤがすり減ってしまって穴が開いた時などトラブルが起きて補強するために結構活躍します。
旅中はいつトラブルが起きてもいいように携帯しておいた方が良いですよ。
耳栓
ゲストハウスなどで相部屋を利用した時に必要なのが耳栓です。色々な人が集まる空間では高確率でいびきをかいて寝ている人がいます。注意したところでいびきは止められるものではないので、どうしても耐えられない人ならば場所を相手に移動してもらうか、自分が移動するかのそこのオーナーやスタッフに相談してみましょう。
ただし、大部屋しかなかったり、移動を断られたりしたら地獄です。耳栓を使えばある程度の音を遮断できるので、常備しておくことをオススメします。
こちらも100均で購入できますね。
薬
旅中に体調が悪くなる時がありますので、薬を常備しておきましょう。
無茶な走行を繰り返したり、寒暖差でやられたり、土地や宿泊施設が体に合わなかったりと色々な場面がありますので、薬を使って最低限の応急処置をしてこれ以上悪くならないようにします。
それでも駄目なら近くの医療機関に受診しに行ってください。私も旅中に軽い気管支炎になり、薬を処方してもらって安静していたら直すことができました。
電子機器関連
モバイルバッテリー
日本一周ではスマホなどの電池が切れた時にモバイルバッテリーでいつでも充電できるするために必要となってきます。
余裕で何日もコンセント使えない時がありますので、旅に持って行くなら大容量の20000~30000mAhは欲しい所ですね。
LEDランタン
テント泊をする場合にライトがあると周囲を明るく照らしてくれるのであると便利です。
USB充電式なので電池の交換要らず。しかもモバイルバッテリーとしての機能も備えており、もしもの時のためにスマホが充電できます。
携帯ソーラーパネル
日本一周になると電源の確保が難しいことがあり、公共施設ではコンセントの使用禁止の所は意外と多いので、携帯ソーラーパネルがあれば晴れた日には電源の確保が可能になります。
自転車で走行中とか、キャンプ場で休憩中に放置して気づいたらあっという間にスマホやモバイルバッテリーが充電できるので、携帯しておくと便利ですよ。
一眼レフカメラ
日本一周の旅の思い出を残すには一眼カメラを使いましょう。
「スマホでもいいじゃん」と言う人もいますが、パソコンに取り込んでみると一眼の方が圧倒的に画素数も高いし綺麗に見えます。
折角の日本一周ですので、買っても損はないと思いますよ。旅で使うなら一眼の中でも低価格で防滴防塵仕様のペンタックスがオススメです。
最後に
今回は以前自転車で日本一周をしたことがある私自身の経験から、旅に出る前に実際どのような装備を持っていけば良いのかをピックアップしました。
しっかりと装備を整えて準備をしていれば、もしもの時には役に立ちますので是非参考にしてトラブルのない楽しい日本一周になってもらえたらいいなと思います。