カップラーメンやコーヒーを飲む時に役立つケトルですが、お湯を沸かすくらいだったらクッカーで十分だと思う人も中にはいるのではないでしょうか。
実際に私もクッカーが１つあればお湯を沸かすだけでなく、料理もできるからわざわざケトルを持って行く意味なんてないと思っていました。
ただ、そうは思っていても他の人がケトルを使っている姿を見ると不思議と欲しくなってくるんですよね。
ということで、『Coleman ファイアープレイスケトル』買ってしまいました。
結論としては、デザイン良し、機能面も良しですが、特にフタ付きの注ぎ口と直火・IH対応なのが便利すぎるので買って損はなし！
本記事では『Coleman ファイアープレイスケトル』のレビューをしていきますので、購入を考えている方は是非参考にしていただければ幸いです。
「Coleman ファイアープレイスケトル」のスペック
| メーカー | Coleman（コールマン） |
| サイズ | 約13×22×高さ23cm |
| 重量 | 約570g |
| 容量 | 約1.6L |
| 材質 | ステンレス |
「Coleman ファイアープレイスケトル」の外観
では早速「Coleman ファイアープレイスケトル」の外観を見ていきましょう。
化粧箱はこのように段ボール箱に必要最低限の印刷がされています。コスト削減ですかね。
内容物は本体のケトルのみ。
容量は約1.6Lとカップ麺3～5個分（1個300～500mL）を沸かす事ができる量となっています。
ステンレスの材質による全身シルバーと凹凸のあるデザインが「THEケトル」って感じがします。
上部の吊りハンドルは真ん中にロープをかける窪みがあり、片方に偏る心配なし。
フタは指で掴みやすいつまみ付き。
注ぎ口はフタ付きで、焚き火にかけている時に爆ぜた灰や虫などが入らないようになるのでとても有難い。
サイドにあるハンドルは手にフィットしやすい波打った形状をしています。
中は目盛りやフッ素加工みたいのはないですが、ストレートで使いやすさに不便はなさそうです。
底面は少し窪みがあり平面ではありません。おそらくは地面などの多少の凹凸のある場所に置いても傾いて倒れなかったり、炎が外に漏れないようにして効率よく温める工夫なのかもしれないです。
サイズは約13×22×高さ23cmです。
近くにあったスマホや440mlペットボトルやお菓子と比較してみても、そこまで大きすぎる感じでもないと思います。
「Coleman ファイアープレイスケトル」を使ってみた
家庭用ガスコンロ乗せてみました。
ただこのケトルでは底の径は小さいのでギリギリ乗せられます。
材質はステンレスなので、ガスや焚き火といった直火で使っても大丈夫です。
また、水を注ぐ時はフタがあるので邪魔になるかと思いますが、フタした状態でもこのように自動で開いて注ぐことができます。
次にIHクッキングヒーターで使ってみました。
IHクッキングヒーターはアルミや銅の材質でできているケトルやクッカー、フライパンなどは使えませんがステンレス製のものは使えます。
因みに約１Lを沸かすのに500Wでは約15分、600Wでは約11分半で沸騰します。
熱々になったケトルは素手で触れるのかと言いますと、吊りハンドルは問題なく触れました。
次にフタのつまみですが、熱くて触れませんでした。開ける時は手袋か厚手の布で火傷しないようにして下さい。
最後にサイドのハンドルですが、こちらは熱さを感じることなく触ることができます。
良かったポイント
秀逸されたデザイン
キャンプのイメージに出て来るこれぞ「THEケトル」という感じの秀逸されたデザインが、キャンプ心を擦ぐりますね。
とにかく見ていても飽きが来ないので、単純にインテリアとしてディスプレイしても雰囲気があって良いと思います。
サイズが丁度良い
縦に細長いタイプのケトルは、市販のものでは大抵が高さがあったり、横幅が大きく収納して持ち運ぶにしてもそれなりのスペースが必要になります。
それに比べたらこちらは少し小ぶりなサイズで、収納しやすく持ち運びも手軽ですね。
また、容量は約1.6Lでこれ1つでソロでも複数人にも両方に対応できる点もあり、丁度良いサイズだと言えます。
注ぎ口に灰が入らない
地味に辛いのがフタがないことで注ぎ口から灰や虫が入ってくることで、特に女性や子供は結構嫌なのではないでしょうか。
因みに私も結構気にするタイプです。
市販の中には注ぎ口にフタがないものもほとんどで、こちらは珍しくフタ付きタイプなのでそのような心配はいらず、気にせずに使うことができます。
沸騰しても素手でハンドルが持てる
沸騰して熱々の状態になると、マグカップなんかはハンドル部分も熱々で素手で持つことができなくなりますが、こちらのケトルは素手でも大丈夫でした。
わざわざ手袋や厚い布を用意する必要がないので楽ですね。
直火でもIHでも使える
材質がステンレス製のケトルなので、焚き火やガスコンロの直火でも電気を利用したIHクッキングヒーターであっても使うことができます。
IHは基本的にはアルミや銅の材質でできているものは使えません。
ただ、IHは接地面が大きい方が熱を伝えやすく、このケトルは底面が少し窪んでいるので、効率的に熱が伝わりづらいです。
気になったポイント
フタのつまみが熱くなる
沸騰している状態では吊りハンドルやハンドルは熱くなりませんでしたが、フタのつまみだけは熱くて素手では触れませんでした。
沸騰した蒸気がフタに当たってしまいシリコンカバーや木製ではないので、熱くなるのは当然の事ですね。
ただ、中に水を貯める際にフタを開けるくらいなので、沸騰した直後ではあまり触れる事はないでしょう。
もしつまみを触れる際には手袋や厚い布を用意しておきましょう。
このような人にオススメ！
- ケトルらしいケトルが欲しい人
- 収納や人数を気にする事のないサイズが欲しい人
- 注ぎ口フタのあるケトルが欲しい人
- 熱々でも素手で持てるケトルが欲しい人
- 直火でもIHでも熱源に関係なくケトルを使いたい人
最後に
『Coleman ファイアープレイスケトル』はデザインや機能面に優れたケトルです。
特に注ぎ口にフタが付いているのは結構珍しいので、灰や虫の混入を気にされる人はこのケトルがピッタリなのではないかと思います。
