【レビュー】SOTOのレギュレーターストーブST-310がおすすめされる理由に納得!

焚火台・バーナー

こんにちは、ロストマン(@the_lost_man77)です。

今までPRIMUSのウルトラバーナーP153だけを使ってキャンプや登山、自転車旅行、車中泊の全てで使ってきました。

しかし、毎回思うのですがOD缶が価格が高いことと専門店に行かないと手に入らないことで凄くコスパ悪いなと思っていました。

そこで今回、おそらく一番多く利用されているであろうバーナーの定番、SOTOのレギュレーターストーブST-310を買うことにしました。

ようやくCB缶使用のバーナーをゲットしたのでガスを気にせず使うことができますよ。

それではSOTOのレギュレーターストーブST-310のレビューをしていきたいと思います。

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レギュレーターストーブST-310の基本スペック

ブランド名SOTO(ソト)
商品名レギュレーターストーブ ST-310
サイズ(幅×奥行×高さmm)使用時:170X150X110mm
収納時:140X70X110mm
重量(g)350g(本体のみ)
ゴトク径(直径mm)130mm
発熱量2.9kW(2,500kcal/h)(ST-760使用時)
使用時間約1.5時間(ST-760 1本使用時)
燃料種別CB缶
価格(Amazon)6,380円(税込)

サイズと重量を見てもコンパクトで持ち運びがしやすそうです。

発熱量は2500kcal/hでP153よりは火力が小さいが、使用時間が1.5時間でCB缶の使用なのでガスのコストは抑えられそう。価格が税込で6380円は手が出しやすい価格ではないでしょうか。

実際の商品を見てみる

実際の商品を見てみましょう。まずパッケージは箱で竹が印刷されているシンプルなデザインです。

付属品はST310本体、収納袋、取扱説明書の3点でした。

使い方

折り畳まれている状態はこのようになっています。

4本のゴトクを展開させます。

ゴトクを全て展開させた後は遮熱版を上にあげます。

この黒い部分にCB缶を接続します。

接続部分にCB缶を当てた状態で右に回すと接続完了です。

ガスはこのつまみを右に回すと出ます。

つまみの下にある着火装置を押します。

無事に火が出ればOK。

収納時にはコツが入ります。展開させるとゴトクの接続部分がロックがかかるので指で押し上げながら畳む必要があります。

収納袋に入れるとこのように手に平サイズでコンパクト。

次に良い点と気になった点を紹介します。

良かった点

火力が高い

スノーピークの450mlのチタンマグに水を入れて最大火力で沸騰する時間を計ってみました。結果は約4分で沸騰。携帯用サイズでこの火力は十分だと思いました。

コンパクトで持ち運びが便利

PRIMUSのウルトラバーナーP153と比べても少し大きいくらいで重さも350gしかないです。ソロキャンプや登山に持って行っても邪魔にならないサイズ感だと思います。

ガス缶が手に入りやすい

CB缶はカセットボンベ缶のことです。コンビニやスーパーなどで販売している所が多いので入手しやすく、OD缶と比べると価格が安いです。

しかし、寒冷地などの気温が極端に低い所ではガスが点火しにくいです。気温の温かい時期にキャンプや低山で手軽に使う人向けですね。

ゴトクが低いので安定する

CB缶を使用する一体型はゴトクが低い位置にある為、調理する際にはふらつかず安定感があります

P153はゴトクが高い位置にあるので、偶に料理やお湯をこぼしたりすることがありました。

サポートアイテムが豊富に出ている

このレギュレーターストーブST-310は他のシングルバーナーと比べてサポートアイテムが豊富に出ています。

これらをカスタマイズすることでST310の不便な点を補うことができ、より便利で機能的に活用することができるでしょう。

気になった点

ガス缶と火が近い

見てわかる通りガス缶と火が出ているゴトクとの距離がウルトラバーナーp153に比べてかなり近いというのがわかります。

一応簡易的な遮熱版がついていますがそれでも長時間の使用は気をつけた方が良いように感じます。

バーナーの火が風に弱い

風の出ている時に使うとバーナーの部分がむき出しなので火が風に流されて火力が安定しないです。

バーナーの周りにウィンドスクリーンを立てるか100均のクッキーなどのお菓子の型抜きがバーナーにうまくフィットするのでそれらで対策するのが良いでしょう。

実際にカスタムさせた様子の記事はこちら↓

接地面にダメージを与えてしまう

そのままST310 だけで使うとゴトク部分が下まで伸びている形になっているので火の熱が伝わり接地面にダメージを与えてしまいます。

その為、ダメージを受けにくい場所を選ぶか、金属製のテーブルの上に置くか防火シートを敷く必要があります。

点火装置が押しづらい

点火する時には装置のが小さく奥にある為、指を地面にくっつけながらでないと点火装置を押すことができないので非常にやりづらいと思いました。

また押すときに手がゴトクに当たるので、熱い状態であれば点火装置に触れることすら難しいです。

このような使う度に小さい不便の積み重ねでストレスになる気がします。

ST310は専用のサポートアイテムが充実しているので購入してみるのも良いかもしれないですね。

実際にST310にサポートアイテムをカスタムした様子の記事はこちら↓

このような人にオススメ!

  • 携帯に優れた高火力のシングルバーナーが欲しい人
  • 安価に入手可能なCB缶を使うシングルバーナーが欲しい人
  • 鍋を置いても安定して調理を楽しみたい人
  • サポートアイテムが充実しており、カスタムを楽しみたい人

使用できるガス缶の種類

ST310で使用できる燃料にはCB缶タイプのガスを使用することになります。

レギュラーガス

春から秋にかけての気温の温かい日に使用。

主成分は液化ブタンとなっています。スーパーや100均などに売っている安価なCB缶でも使用可能です。

パワーガス

冬の時期になると気温がぐっと低くなりレギュラーガスではどうしても火のパワー不足を感じてしまいます。

そんな時は寒冷地に対応したパワーガスを使うと良いでしょう。主成分は液化ブタンに液化プロパンが10%の配合になっています。

サポートアイテム

ST310には色々なサポートアイテムが存在します。

レギュレーターストーブセンヨウ カラーアシストセット

ワンプッシュで点火しやすい点火アシストレバーと熱くなったゴトクをカバーするシリコン素材のアシストグリップ。

レギュレーターストーブ専用アシストセット 

アシストセットに加え、収納しやすい丸型のアシストポーチが付いたセット

レギュレーターストーブ用ウィンドスクリーン 

風による燃焼不良を防ぎ調理の効率を高めるのに使います。一般的なウィンドスクリーンと違ってストーブのゴトクに取り付けるのでコンパクトすることができます。

レギュレーターストーブ専用溶岩石プレート

遠赤外線効果の高い溶岩石が、肉や野菜の旨味を閉じ込めて、芯からふっくらとジューシーに焼き上げます。

さらに余分な油を吸収するのでカロリーオフでヘルシーで豊富なミネラル成分の作用でさらにおいしくいただけます。

ミニマルワークトップ

ST-310をぴったり組み合わせられる専用設計、鍋やフライパンを火にかけながらテーブルスペースで食材をカット可能。

トッププレートが輻射熱からバーナーやボンベを守るので安心してバーナーを使用できます。

CB缶⇄OD缶 互換アダプター&マルチガスホースライン フルセット 

CB缶使用のバーナーにOD缶が使え、逆にOD缶使用のバーナーにCB缶が使えるようにした互換アダプターとなっています。

バーナーとCB缶が一体となったST310は火とCB缶の近さが危ないのでアダプターを装着して距離をとることができ、通常通りCB缶使用はCB缶、OD缶使用はOD缶の使用もできるようになっています。

レギュレーターストーブ用マルチケース 

レギュレーターストーブ、専用ウインドスクリーン、その他小物がまとめて収納可能。 各種小物を収納できるポケット付。

ガス缶カバー 

CB缶をできればカッコ良くてオシャレな雰囲気のものとして使いたい場合は革製のガス缶カバーが良いでしょう。またCB缶とバーナーの一体型による火の熱を缶に伝わりにくくします。

最後に

ついに念願のST310を手に入れてCB缶がどこにでも手に入り、なおかつ安いのは感動しました。

本体も意外とコンパクトかつ軽量だったのでキャンプや登山には気軽に持って行けるサイズなのが嬉しいですね。

ただ、そのままで使う分には少し不便な所もあって、特に着火装置が使いづらいなと思いました。

幸いサポートアイテムがいくらもしないのでカスタムして使いやすくし、これから沢山いろいろな所で使い込んでいきたいなと思います。

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