[日本百名山]お花畑と湿原が幻想的な出羽三山の主峰「月山」

日本百名山

こんにちは、ロストマン(@the_lost_man77)です。

山形県にある羽黒山と湯殿山の山岳信仰の場とされた「出羽三山」の霊山のひとつである月山を登ってきました。

日本百名山と花の百名山に選ばれゆるやかな稜線上で花々や眺望や、それらに囲まれた池塘を楽しめるのが魅力的な山です。

今回は月山の登山レポートを書いたのでよろしければ参考にしてみて下さいね。

山行データ

時期:2020年7月23日雨
場所:〒997-0131 山形県鶴岡市羽黒町川代
登山スタイル:日帰り周遊
パーティ:単独
登山タイム:5時間56分
登山コース:羽黒山口コース

月山とは

月山は山形県の中央に位置し、標高1984メートル。めずらしい楯型アスピーテ形式の火山で、朝日連峰、飯豊連峰とともに磐梯朝日国立公園に指定されています。

百名山の一つでもある月山は出羽三山の主峰であり、山岳信仰の山として知られ、山頂の月山神社には「月読命」が祀られており、奥の細道の松尾芭蕉が、月山に登山し「雲の峯いくつ崩れて月の山」と歌いました。現在豊富な残雪により、リフトも設置され国内では唯一夏スキー(4月上旬~7月末頃)が可能です。

また雪解けとともに咲き誇る高山植物が約350種類以上、秋には鮮やかな紅葉など、四季折々にトレッキングも楽しめます。

出典:ぶらり西川ガイド

登山コース

羽黒山口コース【初級】

全体的に岩場が多いコースですが、距離のわりに登りがきつくないため登山者の多いコースです。弥陀ヶ原や鳥海山など眺望も多く、高山植物も多彩です。

出典:月山ビジターセンター
登山コース 羽黒山口コース
出典:月山ビジターセンター

登山時期

月山 登山時期画像
出典:日本百名山登山支援

登山開始

AM7:58 前日に道の駅で車中泊して、朝起きたら雨が降っていましたが「てんきとくらす」というサイトでこの日は昼から晴れの予報だったので、信じて月山を登ることを決心。

その向かう途中の県道211号のビジターセンターから2合目まで通行止めになっていましたが、迂回路の看板が設置されていたので登山口まで向かうことはできました。

AM9:01 8合目の駐車場に着きましたが、雨が降っているのにこの車の数。100台はあるのではないかと思います。やはり皆さん晴れの予報を信じて来ているのでしょうか。

登山口は駐車場から直ぐ傍にあるようで。

コロナの影響でレストハウスは営業していませんでした。因みにこことは別にトイレがあり、そこは使用できるようになっていました。

AM9:05 月山登山口はこちら。

タテヤマウツボグサ

AM9:07 月山の案内地図によると最初は弥陀ヶ原湿原を北回りか南回りかで選べるようで、合流したら後は一本道で山頂までとなっているようです。

なんとなくで南回りから行くことにします。

ヒヨドリ

オオコメツツジ

キンコウカ

湿原には木道が敷いてあり歩くのがとても楽ちん。

この湿原には池塘があちらこちらにあり、ニッコウキスゲも沢山咲いています。

疲れたら休憩用のベンチで湿原をのんびり眺められますね。

ガスっているせいか幻想的な雰囲気を感じさせます。雨で気分が乗ってなかったのですが、これもありだなと思えます。

AM9:22 ここから月山山頂まで約2時間30分のようです。雨だからあまり時間がかからなくて良かった。

木道が終わると次は石畳の道になります。

シラネニンジンかハクサンボウフウ

ニッコウキスゲ

イワイチョウ

チングルマの綿毛?

ウサギギク

しばらくは石畳の道を歩き続け、だだっ広い場所に出てきました。雨のせいで上の方から水が流れてちょっとした川のようになっています。案の定、滑ってコケている人がいたので、怪我して退散なんてしたくないので油断しないようにしないといけませんね。

子供頃に切株の遊具を飛び越えて遊んだ時のような懐かしい感覚。

イワカガミ

AM10:04 雪渓が現れました。踏み固められていたのでそこを歩いていきます。

シラネアオイ

チングルマ

標識のようなものがありましたが、文字がすでにないので読めなかったです。ガスが晴れない。本当に昼から晴れるのでしょうか。

マルバシモツケ

ミヤマリンドウ

ハクサンチドリ

AM10:28 月山佛生池小屋に到着です。コロナで心配でしたが営業されていました。軽食やバッジなどの販売があります。だけど休憩せずに先に進むことに。

月山の山頂でしょうか。一瞬だけガスが晴れてその姿を覗かせてくれました。

オモワシ山の標識がありましたが、目の前の薄っすら見える山容がそれかな。月山山頂だと思っていたけど違ったパターン?

ハクサンシャクナゲ

ヨツバシオガマ?

ガクウラジロヨウラク

ナンブタカネアザミ

この両端がお花が咲いているゾーンが凄い好きです。

AM10:57 行者返しという急な岩場が立ちはだかる場所です。落ちないように慎重に行きます。だけどその途中に神社があったので寄ってみることに。

来名戸神社がひっそりと祀ってありました。

お花畑をめぐるみち。時期がずれていたのかあまり咲いていませんね。傾斜は緩やかで気楽なハイキング。

ゆっくりと歩いて、気づいたら尾根までやって来ました。

ミヤマウスユキソウ

ここはお花畑になっていますね。ここでオコジョの目撃例があるようなのですが、いないですね。よほど運が良くないかな。

ハクサンイチゲ

ラストは雪渓を渡ります。横は崖なので万が一のことを考えてロープを持ちながら進みます。

月山山頂

AM11:30 月山山頂に到着です。雪渓を渡った先に横に分岐する道があり、大勢の人がそちらに行く様子だったのでついて行くと山頂でした。特に立派な標識がなく、木の板が立てかけてあるだけ。ガスっているので展望は期待できないですね。

三角点にタッチ。

山頂は狭いのでとっとと下りて頂上小屋のある場所まで目指して行きます。

狭い道を進むのですれ違いはしたくない。

AM11:37 月山神社本宮に到着です。500円のお払いをしてもらい、ここの限定山バッジ800円を購入しました。因みに中は撮影禁止でした。

トイレが設置されてたり

頂上小屋もありましたが、こちらはコロナの影響で7月31日まで営業はされていないようでした。

月山頂上小屋には立派な標識があり、登山者の皆さんはこちらで記念撮影されていました。

もう少し先に進んで見たいと思います。

こちらは広場のようになっていました。

この時間帯には晴れると予報が出ていたので昼食をとりながら待つこととします。

ウメバチソウ

山頂付近にも池塘がありますね。だけどこちらはニッコウキスゲはないようで、上と下で少し植生の違いが見られました。

PM12:21 1時間程待っても晴れる様子がなく、寧ろ天候が悪化してきたので下山することに決定。くそー、てんきとくらすの予報が初めて外れました。悔しい気持ちで神社まで戻るとその周りには凄い人の数で溢れていました。皆さんくれぐれもお気をつけて。

世界の果てにいるような景色。

下山中に白装束の人とすれ違い。何であのような恰好をしているのかなと思って調べたら、出羽三山の羽黒山・月山・湯殿山の三山をお参りすることによって人は生まれ変わると言われていて、そのひとつである月山で修行の正装服としてこのような恰好をされているんだとか。

PM14:44 帰りは行きとは反対の北周りを使います。雨が強くなってきてカメラが壊れそう。

スマホで撮影しました。こちら側もニッコウキスゲが咲き乱れています。

暫く歩くと中之宮の御田原神社にたどり着きます。ゴールはもうすぐなので立ち寄らず。

最初の周遊の起点に戻りましたね。

PM15:01 下山完了。最後は全身ずぶ濡れになり、いつもとは違う疲れ方をした気がします。結局最後まで晴れてくれなかったです。これは後処理が大変だ。

注意点

  • 行者返しはとても急な岩場なので滑落しないように気をつけましょう。
  • 雪渓を渡る時には、軽アイゼンの装備や設置されているロープを持ちながら渡りましょう。

月山の周辺施設

[月山頂上小屋]

[佛生池小屋]

[月山レストハウス]

[道の駅 月山 月山あさひ博物村]

[道の駅 にしかわ]

[道の駅 しょうない風車市場]

[かたくり温泉 ぼんぼ]

アクセス

弥陀ヶ原コース

  • 鶴岡駅━(バス:庄内交通)━羽黒山頂━(バス:庄内交通)━月山8合目
  • 出典:日本百名山登山支援

最後に

今回は雨の中の登山でしたが、もやっとガスがかかった湿原が幻想的で案外悪くなかったです。

特に難しい個所もなく、休憩ができる地点が多いので初心者にも十分楽しめる山ではないかと思います。

次回は晴れの日に別のコースから登ってまた違った景色を見てみたいですね。あとオコジョにも。

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