こんにちは、ロストマン(@the_lost_man77)です。
皆さんはキャンプ用のランタンにはどのような物を使われているでしょうか。
大まかにランタンには「LEDランタン」、「ガスランタン」、「オイルランタン」、「ガソリンランタン」、「キャンドルランタン」の5つがありますが、今回はその中で取り扱いが比較的簡単で灯に温もりを感じられる「ガスランタン」の説明と商品を紹介していきたいと思います。
- ガスランタンについて
- ガスランタンの燃料
- ガスランタンのオススメを紹介
- 【コールマン】ルミエールランタン
- 【コールマン】フロンティアPZランタン
- 【コールマン】2500 ノーススター LPガスランタン
- 【コールマン】ノーザンノバ
- 【EPI】MBランタンオート
- 【キャプテンスタッグ】キャンドル ガスランタン
- 【キャプテンスタッグ】フィールド ガスランタンM
- 【キャプテンスタッグ】フィールド ガスランタンL
- 【キャプテンスタッグ】テラパワーガスランタン
- 【Iwatani】FORE WINDS マイクロキャンプランタン
- 【スノーピーク】リトルランプ ノクターン
- 【スノーピーク】ギガパワーランタン 天 オート
- 【スノーピーク】ギガパワー BFランタン
- 【プリムス】P-541 マイクロランタン
- 【プリムス】IP-2245A-S ランタン
- 【ソト】虫の寄りにくいランタン ST-233
- 【ソト】プラチナランタン SOD-250
- 【ソト】Hinoto(ひのと)SOD-251
- 【ソト】レギュレーターランタン ST-260
- 【ユニフレーム】フォールディングガスランタン UL-X
- 【Jeebel Camp】ガスランタングローブ
- 【Fire-Maple】ファイアフライガスランタン
- 【Fire-Maple】オレンジ ガスランタン
- 最後に
ガスランタンについて
ガスランタンは、燃料にガスを使用したランタンのことです。
オイルランタンには光量は劣りますが、キャンプサイト周辺を照らすには十分な明るさを持っています。スイッチひとつで点火できる自動点火装置や、つまみをひねるだけで光量の調整と消火が簡単にできるので初心者でも扱いやすいのが特徴です。
なんと言ってもゆらゆらと優しい炎の揺らめきが心を癒しくれるので、いつまでも見ていたくなる不思議な魅力があります。
またガス式のバーナーやコンロを持っているならば、燃料を共通して使用することもできるのもポイント。
しかし他のランタンと比較しても燃焼時間が短く、テント内で使用する場合は火事や一酸化中毒の原因となるので注意しましょう。
ガスランタンの燃料
CB缶(カセットボンベ)
OD缶(アウトドア)
ガスの種類にはCB(カセットボンベ)缶とOD(アウトドア)缶があります。
CB缶は安価で入手しやすいですが、気圧や気温が低い場合は点火と燃焼に不安定さが生じます。一方、OD缶は高価な上、アウトドアショップなどで入手する必要がありますが、気圧や気温が低くても比較的に安定して点火と燃焼をさせられます。
どちらにもメリット・デメリットがあるので暖かい季節はCB缶、標高の高い山や冬などの低温の季節はOD缶で使い分けると良いと思います。
ガスランタンのオススメを紹介
【コールマン】ルミエールランタン
ガスの炎が揺れて癒されるキャンドル風のガスランタンです。
光量が抑えめですが、花の蕾のようなガラスホヤ(グローブ)の美しいシルエットと、優しい炎の揺らめきがダイレクトに感じられていつまでも見続けられます。マントルが不要なので点火や消火も簡単。
また、通常とは異なるガラスホヤに模様が描かれたインディゴモデルにも注目です。
【コールマン】フロンティアPZランタン
グローブが擦りガラスになっているので、光量が抑えられたやさしい灯りの「フロンティアPZランタン」。
テーブルに置いても邪魔にならないコンパクトサイズなので、テーブルランタンに最適。自動点火装置付なので、ライターが不要で初心者でも簡単に取り扱うことができます。
また光量調整のツマミは熱くなりにくいヒートガード付で、持ち運びやハンガーなどに吊るすチェーン式のベイルがあって便利。マントル(明るい白熱光を出すための器具)はルモ型を使用します。
【コールマン】2500 ノーススター LPガスランタン
320キャンドルパワー(ろうそく1本分の光を1とした値)と、ガソリンランタンに引けを取らない程の大光量でキャンプサイトを明るく照らせるガスランタンです。
内蔵のイグナイター(点火装置)により、着火もスムーズ。マントルは95型を使用し、ワイヤークリップでワンタッチ取付が可能。
【コールマン】ノーザンノバ
コールマン史上最大の明るさ3,000lmを実現し、昼間の太陽のような明るさを持つガスランタンです。
30M以上先まで照らすことができるパワーで、その明るさはなんと2500ノーススターLPランタンの約二倍の明るさで、キャンプサイト全体が見渡せるくらいに明るくなります。折り畳み式のスタンド付きで地面に直接置くことも可能です。
【EPI】MBランタンオート
英国発祥のブランドである「EPIgas」、1994年には日本国内での開発・製造を開始して品質の高さが売りです。
コンパクトでありながらメインからサブまでマルチに幅広く使用できる「MB LANTERN AUTO」。
通常の中型ランタンに比べて、400LX(200W相当) という大光量で、キャンプサイトでも広範囲を照せ、自動点火装置付きで、左右に開くワイヤーガードでマントルの交換も簡単です。
くもりのあるホヤの暖かな明かりは、テーブル周りの雰囲気づくりにも役立ちます。
【キャプテンスタッグ】キャンドル ガスランタン
マントルを使用しないで、直接炎が出る優しく揺らぐ様子が魅力的なガスランタン。
ガラスホヤ部分にくびれを持たせ、コールマンの「ルミエールランタン」よりもさらに花の蕾らしさを追求した可愛らしいデザインが特徴です。
リングを回すだけで火力調節が可能で、好みの明るさに合わせることが出来ます。収納や携帯に便利なハードタイプの専用ケース付き。
【キャプテンスタッグ】フィールド ガスランタンM
照度は約350ルクス(白熱電球60W相当)の、キャンプサイトを明るく照らすには十分な光があります。
ガスランタンのみだと重量は僅か510gしかないので、持ち運ぶにも重さは気になりません。
また圧電点火方式を採用し、簡単に炎を灯す事ができるので、初心者に扱いやすくオススメです。
【キャプテンスタッグ】フィールド ガスランタンL
キャンプサイトを照らすのに最適なガスランタン。
照度は800ルクス(測定値50cm)で、白熱電球の150wに相当し「フィールド ガスランタンM」よりも約1.5倍の明るさで照らすことが出来ます。
圧電点火方式を採用し、点火が簡単なので初心でも安心です。
【キャプテンスタッグ】テラパワーガスランタン
キャプテンスタッグのガスランタンの中で最も明るい1,150ルクス(白熱電球:230W相当)のハイパワーランタンであり、上下のリフレクター(反射板)の効果でテント周辺をとても明るく照らせるので、メインのランタンとして使うのに最適です。
操作しやすい大型タイプのつまみは、点火スイッチ内蔵でまわして栓を開き、押して点火する兼用タイプ。ゆっくり回して光量調節も可能。ハンドルは収納性を高めた折りたたみ式で、吊り下げ・持ち運びに便利。
キャプテンスタッグのOD缶(CS-250)を使用した時には約2時間40分~3時間燃焼することが出来ます。
【Iwatani】FORE WINDS マイクロキャンプランタン
優しい光を生み出す、安定した光量でテーブルを照らすマントル式のガスランタン。
CB缶を使用するモデルのため、低重心でテーブル上での安定性に優れます。重量僅か208gのライトウェイト仕様となり、軽量でコンパクトなデザインを実現。
持ち運びに便利なEVA ケースが付き。
【スノーピーク】リトルランプ ノクターン
残量の少ないガス缶を効率よく利用できる高効率な「リトルランプノクターン」は2016年にグッドデザイン賞を受賞。
煙突効果によりライターなどでガラスグローブ下部から簡単着火可能。キャンドルのような柔らかい小さな炎が静寂の夜を情緒的に演出します。
【スノーピーク】ギガパワーランタン 天 オート
美しさ、携帯性、明るさ、すべてそろったスノーピークを代表する初代ランタンに、接続部分を軽量なアルミ素材にリニューアルしたモデルです。1998年にはグッドデザイン賞を受賞しました。
片手に収まる小型サイズでありながら80Wの光量を備え、手元を照らすサブランタンとして活躍します。
【スノーピーク】ギガパワー BFランタン
「ギガパワーBFランタン」は、スノーピークの初のガスランタン、「ギガパワーランタン“天”」の開発で培った技術を活かし開発が進められた大型ガスランタンです。
使用するギガパワーガスとの相乗効果によって最大出力170Wの大光量を実現。着火時には安全で便利なオートイグナイタ(自動着火装置)付きです。
マントル交換やお手入れが簡単な、ガラスグローブが2分割できるデザイン。光量調節のハンドルはワイヤータイプを採用し、軽くひねるだけで明るさの調整が可能となっています。
【プリムス】P-541 マイクロランタン
「P-541 マイクロランタン」は小さなボディに最大光量約320ルクス(約90W相当)という明るさを誇ります。
ホヤは割れないメタルメッシュを採用しハードな使用にも耐える設計です。バーチカルイグニッション(垂直点火)システムを採用し、トリガーを倒すだけの簡単操作。
極限まで軽量化した堅牢バルブにより重量も僅か124gと超軽量になり、バイクツーリング、キャンプ、テン泊登山の携帯に最適なアイテムです。
【プリムス】IP-2245A-S ランタン
「IP-2245A-S ランタン」は、マイナーチェンジを重ねながら長年愛され続けているプリムスを代表する大人気ロングセラーのガスランタンです。
明るさは100Wと少しばかり控えめですが、落ち着いた雰囲気を演出してキャンプを楽しむには十分。発光体を囲むホヤ部はスリガラスを使用し、優しい光が魅力的です。
また吊り下げが簡単に行えるワイヤーサスペンダーを採用し、機能性を向上させています。
【ソト】虫の寄りにくいランタン ST-233
テントサイトを明るくするとどうしても起こりがちなのが虫問題。「虫の寄りにくいランタン ST-233」は3つの効果で虫対策も万全です。
「ハーフストライプホヤ」で、人間には同じ明るさに感じますが、虫には感じにくい波長の長いオレンジ発光になるので、光に気づきません。
「蚊とリフレクター」は市販の蚊取マットが装着可能。防虫効果で虫を遠ざけます。
「リフレクター」を装着して、虫がいる森側の光をカット。光を当てなければ虫は集まりません。
標準装備のパワーブースターでドロップダウン(ガス圧低下)を防ぎ、安定した光量を持続出来ます。
【ソト】プラチナランタン SOD-250
壊れやすいマントルもホヤもいらないプラチナ発光のガスランタンです。
明るい白熱光を出すためのマントルは衝撃に弱いので、保護のためのホヤが必要です。しかし、プラチナ発光のランタンはマントルを持たず、ホヤの代わりに堅牢かつ集光効果に優れたリフレクターを備えているので、衝撃に強く丈夫です。
またプラチナ発光は風にも強く、このリフレクターだけで風の影響を受けることなく灯し続けられます。環境の変化の激しいアウトドアには頼もしいアイテム。
【ソト】Hinoto(ひのと)SOD-251
充てん式専用タンク・OD缶どちらにも取り付けできるキャンドル風ガスランタン。
テーブル上の手元を優しく照らす赤い炎。自然な揺らぎによる癒し効果は、キャンプの夜を優しく演出。
点火装置は装備していませんが、ライター等を使って直接点火させるので故障は心配なし。
【ソト】レギュレーターランタン ST-260
「レギュレーターランタン ST-260」は、レギュレータ搭載のテーブルランタンです。
内蔵されたマイクロレギュレーターは、連続使用や低温時のボンベ内の圧力低下に影響されにくく安定した光量を発揮します。外気温10℃の環境でも点火直後からパワーを発揮し、3時間経過時でも150Luxを維持し続けます。
また、マイクロレギュレーターの効果によりノズル詰まりによる故障が起きにくいことや、光量の微調整がしやすいことも特徴です。ロースタイルなので設置が安定していますが、万一本体が転倒しても、すぐに大きな赤い火炎(生ガス)が燃え上がりにくい構造なので安心。
ホヤは壊れにくいメッシュ製で、使用燃料は安価なカセットガスと経済的な一面も。
【ユニフレーム】フォールディングガスランタン UL-X
「フォールディングガスランタン UL-X」は、一台でサイト全体を照らせる240Wの照度とカセットボンベの低燃費を両立させた、パワーブースター搭載のカセットボンベ式ガスランタンです。
パワーブースター搭載は、ガスカートリッジを温めることにより液化ガスの気化を促進させ出力ダウンを防止し、安定した光量を維持し続けられます。
フタはワンタッチオープン。自動点火では着火しにくい低温時にも、ライターで直接着火できるので安心。
【Jeebel Camp】ガスランタングローブ
ガラスホヤ(グローブ)の中でロウソクのようにゆらゆらと揺れるさまがとても美しいガスランタンです。
ガラスに屈折した炎の光のパターンは非常に美しく、他のランプシェードが放出できない雰囲気を作り出します。これひとつでワンランク上の雰囲気を演出できるので、テント内外で活躍するのは間違いなし。
また、ガラスホヤは形によって複数のラインナップが用意されているので、好みのものを細部までこだわって自分に合うものを選択できる楽しさがあります。
【Fire-Maple】ファイアフライガスランタン
「ファイアフライガスランタン」は、石油ポンプのような特徴的な形をした中国メーカーのFire-Mapleのガスランタン。
ガラスホヤは側面からの風を完全にブロックし、光量調整のハンガー式のバルブを捻れば明るさを変えられます。
ガラスホヤ、本体、クリーニングニードルがピタリとハマるハードケース付。
【Fire-Maple】オレンジ ガスランタン
「オレンジ ガスランタン」は、こちらも特徴的なカプセルの形をした高級感のあるアルミ削り出しのボディのガスランタン。
230gタイプのOD缶で約56時間燃焼し続けることができ、小さな灯火がやさしく照らしてくれます。バルブを捻ればで明るさを簡単に調整でき、折畳み構造なので専用ハードケースにコンパクトに収納できます。
最後に
ガスランタンは明るさや使いやすさが十分にありながら、灯りそのものを楽しめる雰囲気が良いので、オシャレを重視するランタンとして初心者にオススメ。
テントサイト全体を照らすメイン用、テーブルの上を照らすサブ用などの用途や好みに合わせてランタンを選んでキャンプで素敵な時間を過ごしてみて下さい。