【レビュー】dretec IHクッカー ミニチュラ【ポータブル電源でキャンプ・車中泊など使える】

キッチン関連

焚き火やガスバーナーでケトルや鍋を温めて調理をするのもキャンプの醍醐味ですが、急な雨でテントや車の中に入った時にお腹が空いてからといって直火をするのは火事や一酸化中毒で危険ですよね。

このような場面ではIHクッキングヒーターを使うと室内でも安全に調理を行うことができます。

という訳で、私は今回『dretec IHクッカー ミニチュラ』を購入しました。

きっかけはインパルス板倉さんのYouTube動画で使っているのを見て、「車の中で調理できるなんて凄く便利なアイテムだ!」と思ったからですね。

結論としては、非常にコンパクトでポータブル電源との相性も抜群!安全面に配慮された機能付きで事故の心配いらずです!

本記事では『dretec IHクッカー ミニチュラ』のレビューをしていきますので、購入を考えている方は是非参考にしていただければ幸いです。

因みにインパルス板倉さんのキャンプ道具のまとめ記事もありますので、よかったらこちらも見てくださいね⇩

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「dretec IHクッカー ミニチュラ」のスペック

出典:Amazon
メーカーdretec(ドリテック)
サイズ約W18.5×D19.5×H5.5cm
重量約1.3kg(付属の電源コードを含む)
電源AC100V 50/60Hz 12A
定格消費電力800W
電源コード長約180cm
加熱調理(火力)8段階 100W〜800W
※100W・200Wの火力値は間欠運転による平均値で、実際の数値とは異なります。
安全設計鍋検知、小物検知、温度過昇防止、切り忘れ防止、高温注意、マグネットプラグ

「dretec IHクッカー ミニチュラ」の外観

「dretec IHクッカー ミニチュラ」の外観を見ていきましょう。

化粧箱は落ち着きのあるイラストと背景デザインとなっており、輸送箱って感じがしないのでそのまま捨てずに毎回収納に使ってもいいかもしれないです。

内容物は

  • IHクッカー ミニチュラ 本体
  • 専用電源コード
  • 取扱説明書(保証書1年付き)

本体のサイズは約W18.5×D19.5×H5.5cmで、500mlペットボトルよりも小さいです。

電源はAC100V 50/60Hz 12Aに接続すれば使うことができます。

また、上部のゴトクには丸い輪が描かれており、外側が最大サイズ、内側が最小サイズと、ケトルや鍋などが基準に合わせたものなのかが分かりやすく表示されています。

前側面は電源ボタンと火力調整ダイヤルが付いています。

底面は吸気口(ファン)があり、本体が熱を貯め込んで壊れないように空気を取り込みます。

右側面には排気口があり、本体の熱を外に逃がす為に付いています。

左側面には注意事項が記載されています。

後側面には電源コードの接続部と排気口が付いています。

白い電源ボタンを指でタッチすると電源「入/切」ができ、さらに2秒以上長押しにすると音の操作音・アラーム音の「有/無」の切替が可能です。

また、クッカーや鍋などの調理器具を乗せた状態で、右にある火力調整ダイヤルを回すと100~800Wの8段階まで調整が可能です。

クッカーや鍋などの調理器具を乗せていない場合や底面に窪みがあってIHに反応しない場合(IHが使えない調理器具)はこのように「E1」と表示され安全機能として加熱できないようになります。

その他安全機能はこちら⇩

出典:dretec

IHクッキングヒーターは基本的にはアルミや銅などの材質でできているケトルやクッカー、フライパンなどの調理器具は使うことができません。使うことができるのはステンレスや鉄製のものになります。

IHが使える材質
  • 鉄・鉄鋳物・鉄ホーロー
  • ステンレス
IHが使えない材質
  • 耐熱ガラス
  • 陶器・陶磁器・セラミック
  • 土鍋
  • アルミ・アルミ合金・銅を含むもの

「dretec IHクッカー ミニチュラ」を使ってみた

次に実際にお湯を沸かしてみました。

100~800Wまで火力調整できますが、使用しているポータブル電源の関係で500W・600W・700Wで1L(23℃)の水を沸騰させます。

結果は約1Lを沸かすのに500Wでは約15分、600Wでは約11分半、700Wでは負荷がかからないようにするためか683Wに出力が調整されて約10分半でそれぞれ沸騰しました。

ガスバーナーの火でお湯を沸かすのも良いですが、IHクッキングヒーターは火を使わず電気の熱でお湯沸かすので、一酸化中毒や火事になりやすいテントや車中泊の室内での使用に向いています。

因みにここで使ったポータブル電源とケトルのレビュー記事はこちら⇩

良かったポイント

コンパクトで手軽に持ち運んだり、収納がしやすい

出典:Amazon

サイズは約W18.5×D19.5×H5.5cmで、メーカー最小サイズで500mlペットボトルよりも小さいコンパクトサイズです。

重量も約1.3kg(付属の電源コードを含む)と片手で軽々持ち運べるので、キャンプや旅行、車中泊など場所や収納スペースを気にすることがないのが魅力です。

加熱の強さをW数で表示するので分かりやすい

先程も記載しましたがこちらのIHクッキングヒーターは100~800Wの8段階まで火力調整が可能です。

これ以外の他のIHクッキングヒーターはほとんどが火力調整が1~5みたいなただの段階を示すだけの数字であったり、どれくらいの温度なのかを表示しています。

ただ、キャンプや車中泊でポータブル電源を使用している人にとってみればW数で表示してくれた方がオーバーロードしないように気を付けて使うことができるのでこちらの方が有難いです。

6つの安全機能で安心

IHクッキングヒーターは、ガスバーナーや焚き火などの直火よりも取り扱いがしやすいからといって、短時間で高温になることを考えれば必ずしも事故が起こらない訳ではありません。

「dretec IHクッカー ミニチュラ」は万が一の事故を防ぐ為の6つの安全機能があり、料理中の不注意が起きても、自動で停止してくれるので安心して使うことができるのは頼りになりますね。

特にお子さんのいる家庭では重宝すると思います。

気になったポイント

電源ボタンの反応にタイムラグがある

電源ボタンは指で押し込むというよりかは、タッチして電源の「入/切」ができ、その時に約1秒ばかりのタイムラグで作動します。

おそらく、指の微弱な電気を感知するのにタイムラグをつくることで、簡単に電源入して事故に繋がるのを防止しているからかもしれません。

タイムラグでテンポが少し悪いかなと感じることがありますが、そこまで支障をきたす訳ではないので使っていって慣れるしかないですね。

このような人にオススメ!

  • コンパクトなIHクッキングヒーターが欲しい人
  • ポータブル電源で使う場合に加熱調整をW数表示にした方が便利な人
  • 安全機能付きで、子供のいる家庭などで安心して使いたい人

最後に

「dretec IHクッカー ミニチュラ」は、お茶の湯沸かしやドリップコーヒー、1人鍋、料理の温め直しなどに適しています。

他のIHクッキングヒーターよりもコンパクトな為、アウトドアや車中泊などの調理器具としてとても便利。

また、火を使わないので準備も手軽で、安全に使えて小さなお子さんがいても安心です。

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