【レビュー】BougeRV Yuma CIGS系ソーラーパネル 100W(穴取付タイプ)【壁掛け&360°湾曲】

フィールドギア・電子機器

屋外でポータブル電源の充電が切れた時に役立つソーラーパネル。

そんなソーラーパネルは今や電気価格の高騰により日本のみならず世界的でも注目される自然エネルギーを利用した発電方法です。

今回はソーラーパネルやポータブル電源などの事業を手掛ける「BougeRV」様とご縁があって「BougeRV Yuma CIGS系ソーラーパネル 100W(穴取付タイプ)」を入手しました。

結論としては、軽量で360°丸めて持ち運びが楽すぎる!しかも電力も十分に高い!

それでは実際に使ってみた際のレビューをしていきますので、ソーラーパネルの購入を考えている方は是非参考にしていただければ幸いです。

最後に公式サイトでお得に購入できる限定クーポンを記載しておきますので是非最後までご覧下さいね。

本記事は「BougeRV」様より商品を提供していただき作成したものです。偏った感想ではなく、正直な感想を述べていますのでご安心ください。

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「BougeRV Yuma CIGS系ソーラーパネル 100W(穴取付タイプ)」のスペック

出典:BougeRV

「BougeRV Yuma CIGS系ソーラーパネル 100W(穴取付タイプ)」のメーカーである「BougeRV」についてはこちら⇩

「BougeRV」について

「BougeRV」は、ソーラーパネルやポータブル電源などの事業を手掛けており、世界中の冒険家やアウトドア愛好家が持続可能で自然を楽しむことができるように開発・販売を行っている中国企業のメーカーです。

社名の「BougeRV」の名前はフランス語の「Bouger」という単語から「動く、行動を起こす、変化」という意味が込められています。

世界50カ国で販売され、2022年6月には日本支部の「BougeRV Japan株式会社」が設立され、日本でも製品の販売とサポートがスタートしました。

商品名にある「CIGS」とは聞いたことがない用語がありますが、それについてはこちら⇩

「CIGS」とは

太陽電池(ソーラーバッテリー)などに使用される素材の一種で、銅とインジウム、ガリウム、セレンの化合物を材料とする薄膜状態の物質のこと。発電効率や耐劣化性も高く、シリコン製品が多数を占めている2006年現在の太陽電池市場では最高クラスのパフォーマンスを持つとされています。また、フレキシブルな高性能素材の採用により、曲面への設置や、軽量、モバイル性といったニーズに応えることができます。

仕様は以下のようになっています⇩

タイプ穴取付
用途車、野外での発電・蓄電
外形寸法(mm) (L長さ×W幅×H高さ)1140×689×1.5mm
重量1.7 KG
最大発電出力100W±5%
最大動作電圧25V±5%
最大動作電流4.01A±5%
公称開放電圧31.5V±5%
公称短絡電流4.32A±5%
最大電圧装置1000V DC
限界動作温度-40°F~+185°F(華氏温度)
-40℃~+85℃(摂氏温度)
変換効率16%
防水規格IP68
出力保証年数25年

「BougeRV」公式もありますので、チェックしてみましょう⇩

「BougeRV Yuma CIGS系ソーラーパネル 100W(穴取付タイプ)」の特徴

「BougeRV Yuma CIGS系ソーラーパネル 100W(穴取付タイプ)」には5つの特徴がありますので、紹介していきます。

その5つの特徴がこちら⇩

5つの特徴
  • 薄型
  • 軽量化
  • 耐久性
  • 柔軟性(フレキシブル)
  • 発電効率の安定性

では順に見ていきましょう。

薄型

出典:BougeRV

厚さは約1mmの極薄を実現!車や自宅の屋根などに設置してもあまり高くならず、負荷がかかって押しつぶされる心配はありません。

軽量化

出典:BougeRV

普通の結晶シリコン太陽光パネルに比べても2.5倍軽いので携帯便利です。車の屋根に載せる時でも女性1人で簡単に設置することができます。

耐久性

出典:Amazon

最高レベルの防水規格IP68により大雨による浸水はしません。また、耐荷重5400Paで雪が2.5m積もるまで大丈夫。耐風圧荷重2400Paで50年に1度の強風でも耐えられます。ホットスポットが発生しないので、火事になる原因にもなりません。

出典:Amazon

しかも一般的なソーラーパネルは1~3年ごとに交換する必要がありますが、本製品は1回の設置で25年まで長持ちします。

柔軟性(フレキシブル)

出典:Amazon

360°で湾曲できる構造のため、割れにくいので丸めて収納したり、湾曲した面に張り付けて設置する事も可能です。

発電効率の安定性

出典:Amazon

一般的なソーラーパネルのダイオードは2個設置されていますが、1つの電池セルが故障すると太陽光パネル全体の電力供給はすぐに止まってしまいます。

BougeRV CIGS系ソーラーパネルのダイオードは24個設置されており、ある位置に影の部分がかかっても残りの部分は正常に出力できます。

「BougeRV Yuma CIGS系ソーラーパネル 100W(穴取付タイプ)」の外観

商品は長細い段ボール箱で届きました。中国メーカーなので日本語が少しおかしい表示がありましたがよくあることなので特に気にすることではないですね。

箱を開けるとこのように丸まって収納されていました。思ったよりもコンパクトな印象です。

内容物は以下の通りです。

  • ソーラーパネル本体×1
  • 取扱説明書×1

ソーラーパネル本体にはBougeRV社のアクセス情報や本製品の仕様が記載されています。

ソーラーパネルの表面はツルツルしたフィルムで中に埋め込まれている感じで、塵や水の入り込む余地がないです。

隅には6か所の取り付け穴があります。ここにフックや釘、ワイヤーなどで固定することができます。

また、厚さがこのように爪とほとんど変わらない薄さで、これが軽量化や柔軟性に関係しています。

こちらがポータブル電源に繋ぐMC4ケーブルのプラス(+)です。

つまりこのソーラーパネルはポータブル電源専用の充電機器ということですね。

続いてMC4ケーブルのマイナス(-)です。このプラスとマイナスをポターブル電源のMC4ケーブルと繋ぐことで電力を供給することができます。

ソーラーパネルの裏側は白色で、特に何もありません。

サイズは1140×689×1.5mmで、比較としてクロックスを横に並べてみました。

広げてみるとそれなりに大きい感じはしますね。

「BougeRV Yuma CIGS系ソーラーパネル 100W(穴取付タイプ)」を使ってみた

続いて実際にポータブル電源に繋いでソーラーパネルを使ってみました。

充電の検証

100Wのソーラーパネルですが、実際に充電をしてみて電力とバッテリー残量がどのくらいまで貯まるのか検証していきます。

検証の条件として

  • ソーラーパネルを地面に平らの状態で充電
  • ソーラーパネルに充電するポータブル電源は「BLUETTI EB55」を使用
  • 1時間ごとに電力とバッテリー残量を確認
BLUETTI EB55の仕様
  • 容量:537Wh
  • AC充電:12V~28V、200WMax
  • PV充電:12V~28V、200WMax
  • ACアダプター(90W):75Wで約7時間で満充電

これらを踏まえて充電の検証をしました。

午前8時から充電を開始した時点での天気の様子はこのように快晴の状態。

午後12時くらいから薄っすらと雲がかかりました。以降はこのような状態が続きます。

結果は以下の通りです⇩

  • 午前8時時点:入力値45W、バッテリー残量0%
  • 午前9時時点:入力値53W、バッテリー残量0%
  • 午前10時時点:入力値65W、バッテリー残量0%
  • 午前11時時点:入力値67W、バッテリー残量0%
  • 午後12時時点:入力値65W、バッテリー残量20%
  • 午後13時時点:入力値77W、バッテリー残量20%
  • 午後14時時点:入力値70W、バッテリー残量20%
  • 午後15時時点:入力値60W、バッテリー残量40%
  • 午後16時時点:入力値52W、バッテリー残量60%

充電時間は午前8時~午後16時までの合計8時間充電しましたが、バッテリー残量は100%とはならず60%までとなりました。

それでも午後13時(薄っすらと雲)の最高77Wまで電力が上がって、自宅のACアダプターで充電していた時の75Wよりも大きい数値となったので薄っすらと雲がかかった状態でこれは凄いと思います。

ただ電力が上がりにくかったのは晴れの日であっても時間帯による太陽の角度であったり、雲のかかり具合や湿度が高いせいで太陽光が届きにくいことなどが原因であったと考えられます。

また、気温が高いせいか分からないですが、充電中にポータブル電源のファンが稼働しており、そのファンの稼働分で電力を消費して充電時間が遅れたのかもしれません。

Amazonのレビューでは条件によっては102Wまでいった報告例もあるそうです。

角度による電力の変化

太陽の方角に斜めに設置すると地面に置いている時よりも5~10W程度電力は上がります。

ただこの時にきちんと真っ直ぐに設置しないと電力は上がらず、丸まってカーブ状になると陰になったり、太陽光の当たる量が減るので地面に置いている時よりも電力が低くなる時があります。

取り付け穴で壁掛けしてみた

取り付け穴にワイヤーを通して金網に取り付けてみました。軽いので細いワイヤーでも維持できますね。

手軽に取り外しができるのであらゆる場面で活躍できると思います。

収納してみた

360°丸めてみると意外と硬くて反発力があります。両手でしっかりと力を加えて跳ね返らないようにしないと丸めるのは大変という印象でした。

丸めたあとはベルトを2本使って固定すると良い感じになります。中が空洞なので折り畳みタイプのマットレスを入れると空いたスペースを有効活用できるのでオススメです。

良かったポイント

軽いので持ち運びが楽

大型のソーラーパネルは各社で様々な商品が展開されていますが、そのほとんどが分厚い折り畳み式です。同じ100Wの折り畳み式で約4kgはあります。

しかしこちらの商品はとても薄く、その分重量も約1.7kgと軽いので360°丸めれば持ち運びが非常に楽です。

好きな場所に設置ができる

人によってはソーラーパネルを庭などの地面に平らに置くスペースがない場合がありますが、こちらの商品は取り付け穴が設けてあるので屋根や壁に取り付けることができます。

手軽に取り外しができるので、思った通り設置ができなかったり太陽光が当たらない場合でもまた好きな場所に設置ができるのが良いですね。

気になったポイント

収納が難しい

出典:Amazon

この商品は1枚のシート状でできており、収納するには丸めて筒状にする必要があります。

ただ素材が硬いためなのか反発力があり、なかなか小さく丸まらないので収納が難しいです。

また、公式情報にもあるように100Wタイプでは24cm未満に丸めると折り目がついては配線やダイオードが損傷して発電できなくなるので注意して下さい。

このような人にオススメ!

  • 屋外でポータブル電源の充電が必要な人
  • 軽量で持ち運びがしやすいソーラーパネルが欲しい人
  • 屋根や壁に取り付けたい人

クーポンでお得に購入!

公式サイトの購入画面から以下のクーポン番号を入力するとお得に商品を購入できます!

  • クーポン:AJP16
  • 割引率:16%OFF
  • 有効期限:2023年12月31日まで

他にもAmazonや楽天のサイトでも購入できます!

今回紹介した穴取付タイプのソーラーパネルはこちらです⇩

裏面がテープになっている貼り付けタイプもあります。

こちらは釘を打ち込んだり、ワイヤーで巻いて固定するといったことはできませんが、主に車の屋根などに貼って固定することができます⇩

他にもポータブル電源や車載冷蔵庫などもありますので、そちらも是非チェックしてみましょう!

最後に

日々技術が進化しているソーラーパネルですが、従来の重くて分厚いイメージであったものが今では軽量で極薄でしかも360°湾曲できるタイプにまで進化しました。

間違いなく今の最新型の方がこれからソーラーパネルを使いたいと思っている人には手軽さや機能面でもオススメできるので、是非キャンプやご自宅で使っていただけたらと思います。

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