こんにちは、ロストマン(@the_lost_man77)です。
僕がキャンプデビューをしようと思った時に、初めて選んだマグカップがスノーピーク社のチタンシングルマグ450mlになります。
今では自転車旅、キャンプ、登山で色々な所に持っていき、そこで飲むコーヒーは格別な味がします。今ではなくてはならない存在です。
そして多くのキャンパーさん達が使っているのがこのスノーピーク社のチタンシングルマグになります。
この記事では大人気のチタンシングルマグを使用してみて良い点や悪かった点などをレビューしてみました。
スノーピークのチタンシングルマグ450のスペック
名称 | チタンシングルマグ450 |
メーカー | スノーピーク(snow peak) |
価格 | 約2,500円(税込) |
容量 | 450ml |
重量 | 68g |
サイズ | φ86.2×H91.5mm |
材質 | チタニウム |
スノーピークのシングルチタンマグ450の特徴
まずは見た目。
手に持ってみるとても軽く、金属独特の冷たさをあまり感じず、滑らかで馴染みやすいものとなっています。
マグの側面にはロゴと容量、素材、日本製と必要最小限書かれたシンプルなデザイン。
口元は飲みやすいように縁が外側に少し出ていてこぼれにくい構造になっています。
中は綺麗に底まで直径の大きさが均一でした。
底の裏面はチタニウムと一言。
またハンドル部分が開閉できてマグの側面にピタッと畳むことができます。
ハンドルとマグを繋ぐ部分にはスポット溶接で固定してありハンドルが折れたりすることはなさそうです。
コーヒーを入れてみる
このマグで実際よく使っている飲み物がコーヒーです。
兎に角このコップのシンプルなデザインがキャンプや登山の雰囲気にとてもマッチしていてカッコ良く、澄んだ空気がコーヒーの風味をより一層美味しくさせます。
最高に気持ちが良いですね。
チタンシングルマグの良かった点
シンプルなデザインでカッコイイ!
アルミやステンレスと違って光沢のないチタンの落ち着いた素材の色味とスノーピークのロゴが高級感のあるシンプルなデザインでカッコイイ!
機能性よりも見た目を重視するのはキャンプでは結構重要なことだと思います。
軽くてスタッキングもできるので持ち運びが楽
チタンはステンレスより軽い素材でこのチタンシングルマグ450mlは70gしかないのでリュックに入れて持ち運ぶ人には少しでも軽い方が楽になるでしょう。
またハンドルを畳めてコンパクトにすることも可能で、中に小さめのシングルバーナーなどの小物をスタッキングもできるので収納面も優秀です。
キャンプだけでなく、登山やツーリングには非常に助かりますね。
直火にかけることができる
チタンシングルマグは直火にかけても大丈夫で450mlであればカップ麺のお湯を沸かすケトルとしての役目もできます。
時間がたって冷めてもいつでも温め直すことができるのが非常に嬉しいポイントですね。
ただしダブルマグになると保温性を上げる為に二重構造になり直火で温めると破損して事故に繋がる危険性があるので注意しましょう。
口当たりが優しく飲みやすい
このマグの口元には縁が外側に出ているカール加工がされている為、口当たりが優しく飲みやすいのが魅力的です。
ハンドルや口元が熱くなりにくい
チタンは熱伝導率が低いため、熱い飲み物を入れてもハンドルや口元が熱くなりにくいです。
淹れたての美味しい温度の状態で飲むことができるので嬉しいですね。
ハンドルが使いやすい
ハンドルを畳めてコンパクトにできるのは勿論ですが、人差し指、中指、薬指の3本を入れてしっかりと固定して持てるのも魅力的です。
中々これが2本しか指が入らない商品が多く、しっかり固定できないので支えきれなくなって落としたりしそうになるんですよね。
またハンドルが熱々の時に手袋を使うような場合もかさ張ることなく持つことできる大きさになっています。
錆びづらい
今まで飲み物を入れっぱなしにしたり、洗って水切りしないでびちゃびちゃの状態でも一度も錆びたことがないです。
多少雑に扱っても錆びには強いようです。
チタンシングルマグの悪かった点
保冷・保温性は良くない
直火ですぐに温められる点は良いですが、その分保冷・保温性がそれ程良くないです。
すぐに冷めるので温め直さなければいけないのが面倒臭いと思ったりします。
直火するなら口元の火傷に注意
チタンの熱伝導性が低いとは言え直火で温めた場合は流石に熱いので少し冷ましてから触れるようにしましょう。
直接火にかけているのでこればかりは仕方がないですね。
ハンドルがプラプラする
ハンドルの開閉ができるのでコンパクトにすることができますが、固定されていないので持とうとする時に毎回プラプラするのが気になります。
キャンプで使う時にゴムで縛って固定し、収納するときは外すのも手間がかかって面倒臭そうです。
これから購入を考えている人
容量はどれを選べば良いのか
現在チタンシングルマグには220、300、450mlの種類発売されています。
正直買う時どの大きさが自分に合っているかわからず、「大は小を兼ねる」理論で450mlを買ったのですがこれが自分は大正解でした。
450mlはシングルバーナーをスタッキングできるし、カップラーメンのお湯を沸かしてケトルやミニコッヘルとして利用するときは丁度良いサイズです。
また220、300mlとの価格差が300円~500円程と比較的安いです。
個人的にオススメするのは450mlですがリュックの関係でより軽量化させたい人は小さい方を選んでもありだと思います。
シングルマグorダブルマグ
チタンマグにはシングルマグの他にダブルマグの2種類があります。
どちらを選べば良いのかなと悩む人も多いと思います。
ダブルマグの特徴としてはチタンの板を二重構造にしてシングルマグよりも熱伝導性を低くすることで保温性を高めている点です。
ですがダブルマグは二重構造がゆえに直火にかけると中の空気が膨張して破損して怪我をする危険性があります。
シングルマグは冷めやすいですが直火にかけても大丈夫です。
保温性の高いマグとして利用するにはダブルマグが良いでしょう。
また価格で比較するとダブルマグはシングルマグの2倍となっていますので安い方を買うのでしたらシングルマグが良いでしょう。
このような人にオススメ!
- オシャレな雰囲気のマグカップが欲しい人
- シングルバーナーや小物などもスタッキングして携帯に富んだマグカップが欲しい人
- 直火ができたり、青色に焼きたい人
- チタン製で軽く丈夫なマグカップ欲しい人
- 口当たりの良い、金属臭のしないマグカップが欲しい人
最後に
僕はスノーピークのシングルマグを実際に使用して悪い点よりも良い点の方が多く、 これは買って良かったなと素直に言える商品だったと思います。
沢山のキャンパーさん達にこれ程までに人気で愛されているには本当に良い製品だからなんだなとわかりました。
皆さんもスノーピークデビューしたいとかチタンマグが欲しい方は買って損はないので購入してみはいかがでしょうか。