寒い!冬キャンプに必要な揃えておきたい装備を紹介

キッチン関連

こんにちは、ロストマン(@the_lost_man77)です。

キャンプと言えば一般的には夏のイメージがありますが、敢えて極寒の冬にキャンプをする人が少なからずいます。

冬は夏とは違って氷点下まで気温が下がるので、防寒対策としてしっかりと装備を整えなければなりません。

今回は、冬キャンプに必要な揃えておきたい装備を紹介をしていきたいと思いますので、参考にしてみて下さいね。

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冬キャンプの魅力

一般的なキャンプは主に「夏」に行うことが多いですが、中には「冬」にキャンプをする人も少なからずいます。

とは言っても冬は冷たい風や雪が降り積もったりしてとても寒いので、辛いキャンプを想像すると思いますが冬キャンプならではの魅力があります。

焚き火やストーブでゆったりと暖をとる

焚き火や薪ストーブのありがたさを肌で感じられるのが冬キャンプ。冷えた体を芯から暖めることや揺らめく焚き火を眺めたりするのもゆったりと時間を感じられる楽しいひとときです。

暖かい料理がさらに美味しく

焚き火や薪ストーブの他に暖かい料理を食べる事でも体の芯まで暖まります。

特に鍋物は具材がホクホク、スープも熱々で食べても飲んでも余すことなく暖まることができるので、冬に食べたらさらに美味しく感じること間違いなし。

また、焼き芋や焼きマシュマロなども焚き火や薪ストーブを皆で囲んで暖まりながら食べられて楽しいキャンプができるでしょう。

静かにキャンプを楽しめる

夏のシーズンでのキャンプ場では、ソロやファミリー、グループの多くのキャンパー達で賑わいを見せています。

しかし、人が多いことでどうしても気になるのが「音」の問題。人の話し声や音楽、動画の音声などがあちらこちらで聞こえ、酷いと夜遅くまで聞こえてくることもあり折角自然の中で癒されに来たのに逆にストレスが溜まってしまうことも。

それに比べてわざわざこんな寒い中でする冬キャンプをする人は極少数なので、静かにキャンプをするにはうってつけ。場所によっては貸し切り状態になるので思いっきり自然を感じたり、周りを気にしたりする事なくキャンプを楽しむことができます。

虫がいない

夏のキャンプには大量の虫が発生して虫刺されや睡眠の邪魔、料理の皿に混入するなどで不快になる事が多いですが、冬キャンプなら虫が一切いないので寒さを我慢できるなら快適なキャンプを過ごす事ができます。

冬キャンプに揃えておきたい装備

冬に適したテント

冬に適したテントはコットンかポリコットン(TC)素材のものを選ぶと良いです。その理由は結露がしにくいので、テント内に暖かい空気を逃がさない事と、難燃性で火の粉に強く、横で焚き火をしても燃えにくい事です。

また、結露を抑えるベンチレーション(換気口)や、テントの底にある裾の隙間から来る冷気をシャットアウトしたり熱を逃がさないスカートを装備しているものを選ぶのもポイント。

テント内で煙突付きの薪ストーブを使いたい人は煙突穴のある事を確認しておきましょう。

焚き火用タープ

外で焚き火を楽しむなら雪が積もらないようにタープもオススメです。テントと同様にポリコットン(TC)素材の燃えにくいなら、万が一に火の粉が飛んでも大切なタープに穴が空いたりすることもありません。

冬用シュラフ

冬キャンプで一番重要なのがシュラフ(寝袋)です。

夏用や3シーズン用では寒すぎて眠ることが困難で、一晩凍えながら過ごすことになりますが、冬用シュラフを使うことでぬくぬくと温かいまま安心して眠ることができます。

選ぶ時は限界使用温度が必ずマイナス(氷点下)のシュラフを選んでください。

マットレス

自分が腰を下ろしたり、寝る場所にマットを敷いておけば、地面からの冷気を遮断することができます。

また、テント内の熱が逃げないようにする役割もあるので、複数マットを敷いておくと効果絶大のアイテムです。

コット

コットはキャンプ用の簡易ベッドとして地面からある程度高さを設けてあり、冷気を直接受けずに済むことができます。

また、床よりも寝心地が良いので睡眠の質を上げたい人にオススメ。

ガスストーブ

CB缶(カセットボンベ)をセットすれば暖をとれるのがガスストーブ。

取り扱いに気を付けたい灯油よりも安全かつ持ち運びも簡単です。

屋内専用なので、テント内でこまめに換気をしながら使うようにしてください。

石油ストーブ(灯油ストーブ)

360°の方向から暖をとれる石油ストーブ(灯油ストーブ)。

テントの真ん中に置いて皆でストーブを囲って暖をとったり、やかんや鍋を乗せて煮込み料理をしたり、焼き芋を焼いたりできて便利に使えます。

燃料の灯油は取り扱いに注意しなければいけませんが、燃焼時間が長いのが特徴です。

こちらも屋内専用なので、テント内でこまめに換気をしながら使うようにしてください。

薪ストーブ

薪を焚べて揺らめく炎を楽しんで暖をとれるのが薪ストーブ。

薪ストーブには煙突が備えられているものが多く、そこから煙を排出することで一酸化炭素の充満を防いでくれる役割を持ちます。

燃料の薪はホームセンターやキャンプ場の売店などで購入できます。

一酸化炭素チェッカー

テント内で石油ストーブやガスコンロといった火器を使用する際には必ず注意する事が「一酸化炭素中毒」です。

密閉されたテント内で換気をせずに使用を続けていれば酸素濃度が減少し、火器から発生した一酸化炭素が充満します。

一酸化炭素(CO)は色も臭いも無く、最初の症状は風邪に似ていて、なかなか気づきにくいですが、徐々に頭痛、吐き気がしてきて、手足がしびれて動けなくなります。重症になると、人体に強い機能障害を起こして意識不明となって死亡する事もありますので要注意。

テント内に「一酸化炭素警報器」を設置すれば、最悪の事態を防げるので命を守る意味で持っておいた方が良いアイテムです。

焚火台

ストーブ系の持ち運びが厳しいという人には焚火台がオススメ。

小さくてコンパクトな焚火台でも薪を切らずにそのまま置けるタイプや、網やゴトクを置くことで調理台としても使えるので万能です。

ゆっくりと薪を焚べながら炎をぼんやりと眺めるとリラックス効果もあって、癒しの時間になることでしょう。

こちらもストーブ同様に一酸化炭素中毒になったり、炎が剥き出しで火事になるので必ず屋外で使用するようにしてください。

湯たんぽ

湯たんぽはお湯を入れたり、温め直したりすれば何度でも使用可能です。ソフト素材の湯たんぽなら使わない時に折り畳めるので邪魔にならないのもポイント。

カイロ

焚き火やストーブは使用中は持ち運べないのですが、カイロは手が冷えた時や寝る時、移動時などのいつでもどこでも温めてくれます。

価格も安く、100円からでも購入できるので、冬キャンプ初心者には必ず携帯しておきたいアイテムです。

また、約8時間暖かいままの充電式の電気カイロもあるので、モバイルバッテリーやポータブル電源があれば何度も使えるのでこちらもオススメ。

ブランケット

椅子に座っている時やちょっとした移動時でも寒いのが当たり前の冬キャンプ。体を包み込むブランケットがあることで冷気を遮断し、体の熱を逃がしません。

キャンプ用のブランケットは留め具がついているので、ズレ落ちたりする心配がなく、火の粉に強い素材なので安心です。

また、電気を使って温めるブランケットもあるのでモバイルバッテリーやポータブル電源とセットでキャンプに持っていきましょう。しかし、火の粉で燃える可能性があるので火の前では控えてください。

手袋

手が冷えてかじかむ冬キャンプは手袋も欲しいところ。

手袋を外さずに作業のできるものであったり、雪の水分を吸って濡れないもの、火の粉で燃えにくいものがオススメです。

スノーブーツ

スノーブーツは冬の凍えるような寒さから足を温かく守ってくれるブーツです。

防寒としての機能だけでなく、街中でもオシャレに履けるデザインが多く、冬のファッションに欠かせません。

スコップ

冬キャンプは雪があるのでスコップもあるも忘れずに揃えておきたいアイテム。

天気や場所によっては、数時間もすれば雪かきが必要になる程降り積もることもあったり、キャンプ場に行く間にタイヤがスタックしてしまうこともあるので注意しておきたいですね。

ポータブル電源

ポータブル電源は、電気を使用する暖房器具にはなくてはならない必須アイテムです。

それだけでなく、タブレットやスマートフォンの充電もできるので、1つあればかなり便利な事間違いなし。

例えば15万mAhのポータブル電源では、50wのファンヒーターを約10時間も使用可能。一番安い6万mAhなら2万円から購入することができるので、ガッツリ電気を使わないけど持っておきたい人にオススメです。

予め何がポータブル電源に対応しているワット数の家電なのか確認しておきましょう。

最後に

夏キャンプでは味わえない魅力が冬キャンプにはあります。

冬キャンプの天敵である寒さの対策として色々な装備が必要になり、ちょっと油断しただけで冬キャンプがとても辛いものになってしまう事になりかねません。

意外と冬キャンプ中に一酸化中毒や火災、雪に埋もれたり遭難したりと事故が多いので、もしもの緊急事態に備えて誰かと一緒に行く事が良いでしょう。

しっかりと装備を整えて楽しい冬キャンプを楽しんでくださいね。

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