こんにちは、ロストマン(@the_lost_man77)です。
皆さん年末年始はどこでどのように過ごされるでしょうか?
自宅でTVをゆったり見たり、地元に帰省して家族や友人と過ごされる事があるかと思います。
人によっていろいろな過ごし方がありますが、その一つに「キャンプ場で年越しして初日の出を見る」といった、いつもと一味違ったキャンプを過ごしてみるのはいかがでしょうか。
今回は、初日の出を見るのに最適なキャンプ場のご紹介していきたいと思います。
初日の出が1番早く見れるキャンプ場はどこ
日本の国土全体で日の出が1番早いのは、本土のはるか南東の海上にある島「南鳥島(みなみとりしま)」です。日の出の時刻は午前5時27分ですが、民間人はそこに行くことすらできません。
次に、初日の出が早いのが小笠原諸島にある「母島」で日の出時刻は午前6時20分で、残念ながら小笠原ではキャンプおよび野営行為は禁止されています。
その次に北海道・本州・四国・九州で1番早く日の出を見られるのは、標高が最も高い山「富士山頂」で、日の出時刻は午前6時42分となっています。しかし、冬山登山は経験がない人には難易度が高いので無理でしょう。
では現実的に一般的な手段として日の出が1番早く見れる場所は千葉県の「犬吠埼」で、日の出時刻は午前6時46分です。
この周辺にあるキャンプ場であれば、手軽で安全に日本で早く初日の出を見る事ができます。
その「犬吠埼」周辺のキャンプ場はこちら↓
波崎シーサイドキャンプ場
海から登る初日の出を1番早く見れるのは茨城県の「神栖市波崎にある波崎シーサイドキャンプ場」で、鹿島灘に面する湾岸道路沿いに位置にするキャンプ場です。
「犬吠埼」は千葉県銚子のはずですが、この付近は千葉県と茨城県の県境となっている利根川の河口である為、キャンプ場の住所が茨城県になっているのです。
サイトから海を望むことはできませんが、場内の高台や展望台に上れば目の前に太平洋の雄大な眺めが広がりますので、元旦には初日の出の眺めも楽しめるロケーションです。キャンプ場前の海では遊泳禁止。波崎海水浴場までは車で約5分。場内には遊具のある子供広場や、夏には子供プールも設置されています。
また、オートキャンプは平坦な芝生のサイトで、収容約120サイト。他にシンプルな設備のバンガローやバス・キッチンなどの設備が整ったコテージ、広い展望ベランダのある団体用展望バンガローなど、宿泊施設のバリエーションも多いです。周囲は風力発電機が立ち並ぶエリアで、すなわち風が強いエリア。銚子市中心部までは約7km。
公式HPはこちらhttp://www.hss-camp.net
ARANAMIオートキャンプ場
「犬吠埼」に最も近いのが茨城県の「神栖市ARANAMIオートキャンプ場」で、利根川河口エリアの近く、利根川に面した開放的なキャンプ場です。
このキャンプ場はもちろん利根川から登る初日の出を見ることが可能ですが、「犬吠埼」まで車で約20分の距離なので海から登る初日の出を見たいのなら直ぐに行くことができます。
場内からは釣りが楽しめ、河口付近なので初心者も楽しめるハゼ釣りからスズキなどの大型魚種まで魚種も豊富です。サイトは、AC電源設備付きだが車の乗り入れが不可の「リバーサイト」「ACサイト」、車の横付けが可能だがAC電源設備のない「フリーサイト」、他にキャンピングカーサイトなどがあります。リバーサイトの一部サイトは川に面しているのでサイト内で釣りが楽しめ、シンプルな作りのバンガローもあります。
また場内にお風呂・シャワーがあり無料で利用できる他、大型スーパーやコンビニは車で5分圏内に揃っています。日川浜や波崎海水浴場までも車で15分程度。銚子市中心部までは橋を渡って約6km。
公式HPはこちらhttp://www.aranami-camp.jp
太陽と海オートキャンプ場
千葉県で1番東にあるのが「太陽と海オートキャンプ場」で、九十九里の海岸まで直ぐ傍の場所にある解放感あふれるキャンプ場です。
場内はトイレや炊事場などの共用施設は綺麗に管理され、お風呂やコインシャワー、ランドリーなどの設備も充実していて、初心者や女性グループでも安心して快適にキャンプを過ごせたり、サイトからは海が見えませんが、海岸までは徒歩2~3分ほどなので初日の出を楽しむこともできます。
オートキャンプサイトは綺麗に区画された芝生や草地のサイトで、植栽で囲われプライベート感の高い区画もあります。全60区画の内、35区画でAC電源が利用できたり、キャンプサイト以外にもエアコン付きのシンプルなバンガローや、シャワールーム・トイレ・ミニキッチン・ミニ冷蔵庫・エアコン・TV・テラス付きのコテージ、九十九里の海や松林を一望出来るセンターハウスの2階部分が宿泊施設となっているロッジがあります。
セブンイレブンが徒歩圏内にあって初日の出の年越しそばやお酒、食材やガス缶の準備不足があっても問題なしの便利な立地となっています。
ハイシーズンや混雑時期は1グループ最大3家族までと制限され、大人だけの利用の場合も人数制限あり。
公式HPはこちらhttp://tandu.jp
富士山から登る初日の出が見れるキャンプ場
海から登る初日の出を見るのも最高ですが、海と来たら次は山から登る初日の出もスポットして外せません。
まさに日本のお正月に欠かせない縁起物として名だたるのが日本の最高峰「富士山」。
しかし、富士山周辺にあるキャンプ場は厳寒期や元旦は閉鎖となっている事も多いですが、これからご紹介するキャンプ場は通年営業しているので、元旦に初日の出を見ることができます。
浩庵キャンプ場
「浩庵キャンプ場」は旧五千円札や千円札の裏面に印刷されている湖と逆さ富士の風景が有名な、日本でも屈指の透明度を誇る本栖湖の北岸に面したキャンプ場です。
近年では漫画やアニメ、ドラマで話題を呼んだ「ゆるキャン△」の聖地としても有名で、12月下旬~1月上旬には本栖湖に反射した「ダブルダイヤモンド富士」を見る事が可能なキャンプ場となっています。
約100サイトの収容規模のサイトはフリーサイトで、目の前がすぐ湖の湖畔エリアと落ち着いた雰囲気の林間エリアがあったり、キッチン・冷蔵庫・トイレ付きの6名用キャビンや、キッチン・冷蔵庫・トイレ・ユニットバス付きの10名用キャビンもあります。
カヌー(カヤック)・SUP(スタンドアップパドル)・ウィンドサーフィンの各体験教室やレンタルも揃っていて、本栖湖でのウォーターアクティビティを存分に楽しめたり、遊覧船「もぐらん」での湖畔巡りも楽しめます。
また、8月3日には「本栖湖神湖祭」が開催され、すぐそばで花火大会を満喫できます。キャンプサイトは予約を受け付けておらず先着順での受け付けとなるので、ピークシーズンには混雑し早朝からの受け付け待ちの車列が風物詩となっています。
本栖湖は富士五湖の中でも最も西側にあるので、富士五湖エリアに加え朝霧高原方面など富士山麓周辺の観光の拠点としての利用にも便利なロケーションです。
公式HPはこちらhttp://kouan-motosuko.com
ふもとっぱらキャンプ場
キャンパーの聖地として超人気キャンプ場で、朝霧高原の北西、目の前に富士山を望むロケーションの広大な敷地のキャンプ場です。こちらも「ゆるキャン△」にて登場しました。
全面が芝生のフリーサイトで車の乗り入れもできるのが嬉しいポイント。シーズンを問わず人気のキャンプ場で、年越しキャンプも多数の来場者で賑わい、繁忙期等の入場待ちの渋滞は風物詩にもなっています。
場内のどのエリアからも雄大な富士山の眺めを楽しめ、夜には満天の星空や月明りに照らされた富士山の様子なども堪能できます。背後の毛無山へのハイキングの拠点としての利用にも便利な立地です。
こちらでは年末年始に「ダイヤモンド富士」こそは見ることができませんが、初日の出をキャンパーの聖地で見ることができるのはとても憧れるシチュエーションなのではないでしょうか。
しかし、大変人気のあるキャンプ場ですので、半年前くらい前からでも予約で埋まってしまいますので、初日の出を見るのなら早めにしておくと良いでしょう。
公式HPはこちらhttps://fumotoppara.net
西日本にある最南端のキャンプ場
ここまで初日の出を早く見れたりや富士山を眺めながら見れるキャンプ場をご紹介してきましたが、他の所で良いキャンプ場はあるのかと言われると、まず北日本や日本海側地域ですが当然あの地域は豪雪なので難易度が高いキャンプが求められ、厳冬期は閉鎖していることもあるので初日の出を見るには適していません。
なので、ここからは雪が積もりにくく、比較的暖かい西日本にある最南端のキャンプ場をご紹介していきます。
リゾート大島
本州最南端の紀伊半島に位置するのが和歌山県串本町「リゾート大島」で、広大な自然の中で、シーカヤックやダイビングなどのマリンレジャーや、露天風呂などを満喫できる総合アウトドアリゾートです。※実際は「潮岬キャンプ場」が本州最南端に1番近いですが、元旦は閉鎖されています。
緑豊かで広大な敷地には、開放感たっぷりの草原サイトや、木の温もりが感じられるコテージが並び、シンプルな設備のものから別荘仕様のものまでバリエーション豊かです。全国に数あるキャンプ場の中でも有数の「星空が綺麗に観察しやすい」場所とされ、絶景ポイントに建つ露天風呂からは、昼は大海原、夜は星空を楽しむこともできます。
アクティビティも充実しており、シーカヤック体験、無人島わくわく探検クルーズ、体験ダイビング、スノーケリングスクールなども体験可能です。
また、本州最南端の「潮岬」から初日の出を見るには車で約20分ほどの距離で移動できます。元旦は予約が埋まる可能性があるので早めの予約をしておきましょう。
公式HPはこちらhttps://resortohshima.com
スノーピーク土佐清水キャンプフィールド
次は四国最南端にあるのが高知県土佐清水市「スノーピーク土佐清水キャンプフィールド」です。
日本で初めての海中国定公園に指定された竜串海域公園内に位置し、亜熱帯性の海洋生物やサンゴの群集をはじめとする豊かな自然に囲まれたキャンプフィールドで、海を感じながらキャンプを楽しめます。
場内には、広々とした40のキャンプサイトに加え、世界的建築家、隈研吾氏とスノーピークが共同で開発したモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」を12棟設置(宿泊可能)。スノーピークのキャンプ用品やアパレルの豊富なラインナップを取り揃えた直営店も併設してます。
また、土佐名物「カツオの藁焼き」スペースも完備されるなど、土地ならではの自然、文化に触れ、一年を通して温暖な海洋に包まれて過ごすことができます。
四国最南端の「足摺岬」から初日の出を見るには車で約30分ほどの距離で移動できます。
公式HPはこちらhttps://sbs.snowpeak.co.jp
大泊野営キャンプ場
最後は九州最南端の大隅半島に位置する鹿児島県大隅町「大泊野営キャンプ場」で、湾内にある海水浴場がすぐ目の前にあるキャンプ場です。なんとここは嬉しいことに無料となっております。
このキャンプ場から、九州最南端の「佐多岬」まで車で10分もかからず移動できるので、そこから見る初日の出も良いのではないでしょうか。
公式HPはこちらhttp://www.pref.kagoshima.jp
最後に
いかがでしたでしょうか。
初日の出に最適なキャンプ場をご紹介しましたが、年末年始なので温かい恰好をして寒さ対策やキャンプ場のHPで予約状況を確認してから行くのが大切です。
ソロでも家族でも友人でもそれぞれのキャンプをして素敵な年末年始を過ごしてくださいね。