【登山レポート】日本百名山 後方羊蹄山【京極コース】

日本百名山

こんにちは、ロストマン(@the_lost_man77)です。

後方羊蹄山(しりべしやま)またの名を羊蹄山(ようていざん)は日本百名山に選ばれ標高1,898mの美しい円すい型の独立した成層火山です。

蝦夷(えぞ)富士とも呼ばれ、世界有数のふわふわの雪質で人気のあるパウダースノーで海外からもスキー観光として繁盛しているニセコの地で一番の高さを誇っています。

山頂ではお鉢巡りができ、大迫力な火口をぐるっと回れる自然の雄大さを体感できるのも魅力のひとつ。

また後方羊蹄山の湧水は名水百選にも選ばれ、スッキリとした臭みのない味わいです。登山前に汲んでいけば、後方羊蹄山をより一層楽しめますよ。

今回は後方羊蹄山の登山レポートを書いたのでよろしければ参考にしてみて下さいね。

山行データ

時期:2019年10月3日晴れ
場所:北海道虻田郡倶知安町字川西
登山スタイル:ピストン
パーティ:単独
登山タイム:6時間55分
登山コース:京極コース

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羊蹄山とは

羊蹄山(ようていざん)は、北海道後志地方南部(胆振国北西部)にある、標高1,898mの成層火山である。後方羊蹄山(しりべしやま)として、日本百名山に選定されている。

羊蹄山は円錐形の成層火山で、2003年(平成15年)に気象庁により活火山に指定された。山頂には直径700m、深さ200mの火口(父釜)があり、西北西斜面にも側火口(母釜、子釜)を持つ。支笏洞爺国立公園に属し、山頂は倶知安町・喜茂別町・京極町・真狩村・ニセコ町の境をなしている。

山腹にはキタキツネ、エゾクロテン、エゾリス、エゾシマリス、エゾモモンガ、エゾユキウサギなどの哺乳類が生息しており、130種類以上の野鳥がいることも確認されている。

出典:ウィキペディア(Wikipedia)

登山コース

京極コース

所要時間:往/4時間20分 復/3時間00分 合計9.1km

登山道として最も古いルートです。標高1600m 付近に観望台があり、札幌近郊の山々がよく見えます。岩場の崩壊が進んでいるので足場には注意が必要です。頂上近くの岩礫帯の高山植物は見応えがあります。

出典:日本アルプスルートガイド
出典:ヤマプラ

YAMAPから登山コースの地図をアプリにインストールしておきましょう。

登山時期

後方羊蹄山 登山時期画像
出典:日本百名山登山支援

登山開始

AM6:19 前日に近くの道の駅から京極コースの登山口に移動してきました。15台程駐車できるスペースがあるのでシーズン中は早めに来たほうがよさそうでした。

因みに入山届を書く際に登頂記念のハガキが申請できるので欲しい人は是非。

AM6:30 ここから暫くは草ボーボーのエリアを歩きます。

藪が濃くなってきます。

AM6:40 一合目の看板発見。「頂上めざしてガンバロウ」と何気ない励ましの言葉が書かれていると嬉しいですね。

藪は少し濃いですが、道が分からない程ではないでしょう。

倒木が多めにあります。

AM6:52 二合目に到着。ここから傾斜が上がっていきます。

AM7:06 三合目に到着。特に変わらずな道のり。

大きな泥の壁を滑らないようによじ登って。

AM7:21 四合目に到着。

泥の道が増えてきたように感じます。

AM7:41 五合目に到着。汗だくになったのでここで休憩します。休憩していると茂みからガサゴソと音がしてくるので小動物だったらいいんですけど熊だったらやだな。

小さな赤い実がなってました。

AM8:08 六合目に到着。泥ゾーンがなくなり大分歩きやすくなりました。

AM8:27 七合目に到着。

またぎまくります。

AM8:40 八合目の到着。ここからは岩が多くなってきました。

AM9:04 九合目に到着。もう一息だ。

滑りやすい砂利と浮石に気を付けながらラストスパート。

おー、山頂に着いたぞー!なんて大きなすり鉢なんだ!良い景色だねー。

と思ったら山頂はもう少し左に行った場所にあるようで。

字がかすれて見えないけれど、どうやら真狩岳の山頂のようだ。

羊蹄山の最高峰は後方羊蹄山(しりべしやま)なのでややこしい。

尻別山が雲の中から顔を覗かせています。

京極町の周りは畑や山に囲まれていてこれぞ北海道の田舎町って感じがします。

あのてっぺんが後方羊蹄山山頂だ。

エゾシマリスがちょこちょこ動き周っていてかわいい。

羊蹄山山頂

AM9:29 羊蹄山山頂に到着。岩の上にあるのでちょっと足を踏み外したら滑落しそうな場所だけど景色は抜群。

シャッターチャンスは間に合わずでしたが、山頂の看板に一瞬だけクマゲラが留まった所が見れたりしてラッキーな出会いでした。折角ここまできたのでぐるっと御鉢巡りをしてきます。

進む場所は分かっているけど所々印がないので安全な道が見つからず四苦八苦。

時々後ろを振り返ると見事なナイフリッジに目を奪われる。

道が落ち着いてくると少し余裕が出てきたのか歩いていると気持ち良い。

反対側に来るとケルンがお出迎え。別のコースから登って来た人と何人かすれ違いました。

真狩岳の反対側見た景色です。底がハート形になってますよ。

次は旧小屋跡に向かいます。

看板の下には現在使われている小屋が確認できます。

旧小屋跡は今は基礎の部分だけ残っていて、面積は広く営業用の小屋だったのではと思います。

AM11:21 ぐるっと周って来たのでここで絶景を見ながら鮭おにぎりを食べます!

PM13:25 下山完了。

道の駅近くに温泉があるので羊蹄山を見ながら入浴ができます。後日、山バッジは倶知安駅にある観光協会で500円で購入できました。

注意点

  • 山頂付近の岩場は足元が不安定なのであせらず慎重に進みましょう。
  • 倒木や泥が多い場所があるので転倒しないように気を付けましょう。

羊蹄山の周辺施設

最後に

今回の羊蹄山が北海道の日本百名山最後の登山となりました。独立峰ですが山頂に着いた後も御鉢巡りで色々な角度から火口が見れたり、動物が出て来てくれたりでとても楽しめました。

どのコースも近くに道の駅と温泉があるので助かります。

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