こんにちは、ロストマン(@the_lost_man77)です。
みなさん、焚火をする時はいつもどのようなスタイルでやっていますでしょうか。
焚火台に枝や薪を入れて燃やすのが多くの人のスタイルで、それだけでも十分にカッコイイし楽しい時間を過ごせること間違いないのですが、マンネリ化してしまうと別の焚火方法も試してみたいところ。
僕もそんな時に、普段とは違うオシャレなスェーデントーチの存在を知りました。
今回は僕の友人がセールになっていたスェーデントーチをノリで買ってきてくれたので、一緒に浜に集まって一味違ったオシャレな焚火をすることにしました。
スウェーデントーチについて
スェーデントーチとは、正式名称をスウェディッシュトーチと呼ばれていて、切り込みを入れた丸太の真ん中にロウソクを見た立てて火をつけたものです。スェーデンとは言うものの元々はフィンランドの昔から使われていた「かがり火」が発祥になるそうです。
今回は友人が買ってきたものは切り込みは6等分で杉の木となっていますので、針葉樹で空気の通り道があるのでこれはよく燃えそうです。因みにセール品で1,600円だったそうです。
スェーデントーチを使ってみた
PM18:56 切れ目が交差する真ん中に着火材を入れ、ファイヤースターターで着火。
丸太の上にちょこんと火が灯っているだけでロウソクのようです。
そうか、これがオシャレ焚火なんだ。
着火して10分。そんなことを思っていたら、火が丸太の中に落ちていき、煙を上げて燃え始めました。
丸太の上に置いていた友人のクッカーがみるみるうちに炎に包まれていき、これはヤバイとなったのでクッカーを救助しました。
さらに5分経過すると丸太全体が炎の塊になってしまい、先程までの可愛いロウソクちゃんはどこに行ったんだ。ここまで良く燃えると楽しくなって笑えてきました。これがおしゃれアイテム
さらに15分経過。中が空洞化してスカスカになってきますが、炎の勢いはあまり変わらず。
さらに15分経過。ついに崩壊が始まりました。ここまでくると炭になってくるので炎の勢いは弱くなってきます。後はただ見守るしかない。自然に朽ち果てる姿は何故か魅了されます。
あれから50分経過。最後の方は炭になってきているせいか中々小さくならないです。いつ終わるの?
さらに30分経過。ついに禁断のアイテム送風機で燃焼率UP!滅茶苦茶赤くなります。
PM21:30 健闘虚しくここでTIME UP!結局送風機を導入しても灰になるまで燃やすことはできず、次の日は仕事なので諦めました。
結局は2時間半以上は燃え続けていたので、燃え残しのないように炭にするにはトータルで3~4時間はかかるのではないでしょうか。
因みに炭の後始末の方法はこちら↓
後始末の方法
炭になった木片に熱が完全になくなるまで少しずつ水をかけてあげます。その時に一気に水をかけると熱い蒸気で火傷するので注意です。
その後は燃え残った炭は利用しているキャンプ場にある灰捨て場に捨てます。もしくは缶か袋に入れて持ち帰ってお住いの地域に従って可燃ゴミとして捨てましょう。
最後に焚火した場所を元の綺麗な状態に戻しておきましょう。
良かった点
1度火が着いたら消えない
スェーデントーチは1本の丸太に十字に切り込みを入れてあるので、あらゆる方向から空気が通り抜けることで常に酸素を供給し続けるので1度火が着いたら消えない構造になっています。
その為、追加で薪をくべたり、鎮火したりすることがないので見守るだけでどんどん燃えてくれて楽ちんですね。
悪かった点
完全に燃え尽きるまでにとにかく時間がかかる
1本の丸太を使うので、完全に燃え尽きる時間がとにかくかかります。
最初は勢いよく燃えてくれて火柱が立つほどの火力になりますが、段々と小さくにつれて燃える面積も小さくなるので、最後の方では炭化して全然小さくなりません。
完全に燃え尽きるには送風機などで空気を送り続けても3~4時間はかかると思います。
このような人にオススメ!
- 薪をくべたり、鎮火したりせずに楽に焚き火がしたい人
- 豪快に一気に燃やして、いつもと違う焚き火がしたい人
最後に
今回初めてのスウェーデントーチデビューを果たしましたが、勝手にオシャレなイメージで丸太の上に小さな火が静かに燃えていくロウソクのような焚火だと思ってしまいました。
実際にはそれは最初の数分であって、豪快に炎が燃え上がりとてもパワフルな焚火となっていましたので、普段の焚火よりは火力高すぎて違う意味でマンネリ化から脱却でき、満足した焚火ができたと思います。
みなさんもスウェーデントーチで一味違った焚火をしてはいかがですか。