[日本百名山]高層湿原を歩く、吾妻連峰の最高峰「西吾妻山」

日本百名山

こんにちは、ロストマン(@the_lost_man77)です。

山形と福島両県の県境である吾妻連峰の最高峰である西吾妻山を登ってきました。

この山は山頂よりも道中や周辺に見所が多いのが特徴で、特に稜線上にある高層湿原では夏場にキンコウカやワタスゲ、イワイチョウなどの湿生植物が見られるのだそうです。

また山麓や山中には、白布温泉、滑川温泉、大平温泉、小野川温泉、湯ノ沢温泉などの名湯や秘湯があり、登山前の前泊や下山後の入浴などの様々な楽しみ方ができるのも魅力的です。

今回は西吾妻山の登山レポートを書いたのでよろしければ参考にしてみて下さい。

山行データ

時期:2019年10月18日晴れ
場所:福島県耶麻郡北塩原村大字檜原
登山スタイル:日帰りピストン
パーティ:単独
登山タイム:6時間41分
登山コース:天元台コース

西吾妻山とは

西吾妻山(にしあづまやま)は山形県米沢市と福島県耶麻郡北塩原村の境界に位置する火山。磐梯朝日国立公園に属する。

東西に主軸をもつ吾妻連峰を構成する山の一つで、標高は連峰最高の2,035m。奥羽山脈でも岩手山に次ぐ高峰である。連峰の西側の主稜に位置し、稜線の北北東に中大巓(なかだいてん、1,963.6m)、西南西に西大巓(にしだいてん、1,981.8m)が続く。山頂に三角点は無く、樹林に囲まれ、眺望はきかない。

吾妻連峰の東側には、東吾妻山、一切経山があり、中央には東大巓、中吾妻山がある。

出典:ウィキペディア(Wikipedia

登山コース

天元台コース 片道:2時間~6時間

白布温泉からのコースです。
ロープウェイの湯元駅から、ロープウェイとリフトを乗り継いで標高1,800m付近まで行くことができるため、初心者向けのコースです。リフト終点から登山道が分岐しており、右ルートが西吾妻山山頂へのルートです。稜線上に出ると高層湿原が広がっています。途中には眺めのよい梵天岩、天狗岩があり、天狗岩の先に吾妻神社があります。

出典:やまがた山

若女平コース 片道:約4時間

白布温泉からのコースです。
西吾妻山へ直登する古くから利用されてきた登山道ですが、登山口から山頂までの標高差が1,200m近くあるため、体力に自信がない方は登りでの使用を控えた方が無難です。途中の若女平以外は、急な坂が続きます。
登り切ったところにある分岐点では、左に行くと天狗岩、梵天岩方面、右に行くと西吾妻避難小屋があります。

出典:やまがた山

登山時期

吾妻山 登山時期画像
出典:日本百名山登山支援

登山開始

AM7:30 米沢から西吾妻スカイバレーを通って天元台高原ロープウェイの湯元駅に到着です。

この時ロープウェイが運行しておらず車で代行して終着駅の天元台高原駅まで出てました。

現在は復旧しているそうで、料金は往復1,600円、片道850円となっています。

駐車場は湯本駅のすぐ隣にあり、写真に写っている区間で50台は停められそうです。

登山口までは未舗装の道を歩いて行くことになります。

途中から道が舗装されていますね。登山口に行くまで坂が続くので始まる前から大変。

AM7:53 20分程歩くと新高湯温泉「吾妻屋旅館」に着きました。

旅館利用者はここまで車で来て駐車することができますが、登山者はロープウェイ乗り場の駐車場を利用しなければいけません。坂が急なので冬は四駆でないときつそうです。

AM7:55 旅館の脇に登山口がありました。

少しぬかるんで足場が不安定な個所もありです。

一旦登りを終えると笹薮のある道を歩いていきます。

ミヤマリンドウ

これはなんでしょう?

AM8:20 笹薮の道を抜けると天元台高原駅に着きます。旅館から30分程、熊が出ないか少しビビってました。

近くにリフトもあります。ここからさらにリフトで登っていくこともできます。

終着駅までの往復で2,280円、片道1,190円です。

ロープウェイとリフトの共通券往復3800円もあるので全て乗っていく方はこちらがお得。

スキー場になっているのでリフトに沿って登って行くことになります。百名山がスキー場というのは何だか面白いです。

秋らしいススキだらけ。

AM8:40 次のリフト乗り場が見えてきました。

リフトの横に「希望の鐘」というものがあります。

この鐘含めて3つの鐘を鳴らすと願いが叶うようなので、登りながら探してみたいと思います。

ドライフラワーになったヤマハハコ

冬のスキー場しか知らないので、オフシーズンだと凄く新鮮です。

傾斜が急な場所もあるので油断ならないですが。

AM8:57 次のリフト乗り場に到着。

鐘が近くにあるらしいのですが、この時にはもうすっかり忘れてしまいうっかりミス。

緩やかな登りが続き、西吾妻山の山頂らしきものが見えてきました。

綿気のチングルマ?

AM9:24 最後のリフトに到着しました。

最後に急登があり疲れてしまいましたが、ここまで来れば後もう少し。

リフト乗り場の終着駅から山頂まで1時間25分で着けるようですね。

登山道はリフト乗り場のすぐ後ろから。

AM9:29 リフト乗り場から5分程で分岐点があり左は「人形石」へ、右は「かもしか展望台」へ続きます。

どちらへ行っても途中で合流するのでパッと見で右の方が歩きやすそうだったのでそちらへ行くことに決めました。

思った通りぬかるみもなく歩きやすいです。

AM9:42 カモシカ展望台に到着です。岩がゴロゴロ。

こんな綺麗な景色を見ながら食べるおにぎりは最高!

カモシカ展望台を少し進んだ先は開けた稜線に出ます。

山頂がもうすぐそこまでやってきました。

AM9:52 木道が設置され、歩くのが気持ち良い。

AM10:01 分岐点がありますが、山頂は右。

山頂が近くまで見えてきましたね。のっぺりしてます。

小さな池塘と山が良く似合う。

水溜まりの通路を抜けます。

水溜まり通路が終わると急な大きな石の斜面を登ったり。

また木道が出てきたり。

AM10:36 大きな石が敷き詰められた広場に出てきました。

奥に行くと吾妻神社があります。雲の上にある神社は神秘的な光景ですね。因みにここの神社には参拝記念のカードが配布されています。

AM10:43 大きな石の広場から山頂行きの標識があるのでそこから目指して行きます。

もう少しだー。

西吾妻山山頂

AM10:54 西吾妻山山頂に到着です。

御覧の通り周りは草木に囲まれているので展望は残念ながらありません。山頂感は薄いです。

特に何もないのですぐに下山して大きい石の広場まで戻ってきたら、熊スプレーを落としていることに気が付いて2回目の山頂にアタックしてきました。そしたら案の定山頂の標識の下に落っこちていたので見つかって良かった~。

何とも特徴的な葉ですね。

来た道を戻りますが、またこの綺麗な景色を見れるのは最高。

帰りの高層湿原も美しくて楽しいです。

PM12:18 行きは「カモシカ展望台」と違うルートの「人形石」に寄ってみました。

「吾妻山高度指導標」の近くに「人形石」があるはずなんですが。どれも同じにしか見えないくて、ちょっとどれかわからなかったです。

「人形石」ルートは道が狭く、石が凸凹していて結構歩きずらいです。

天空のスキー場。

動物の糞を発見。狐か狸のものかな。

ガスってきて幻想世界に入ります。

ロープウェイのある天元台高原駅に戻ってここで長めの休憩しました。

旅館まで降りてきましたが、着替えがないので温泉は入らずスルーです。

PM14:11 ロープウェイの湯元駅にある駐車場に戻って来たので下山完了です。

この後、湯元駅内の受付の所に山バッジが売っていたので購入です。

旅館以外にも「米沢市森林体験交流センター」という建物で温泉が入れます。

入浴料405円と格安で人も少ないのでゆっくりすることができるのでおすすめです。

注意点

  • ロープウェイとリフトの共通券を利用する方は3,800円は容易しておきましょう。
  • 人形石ルートは道が狭く、大きな石が凸凹していて歩きづらいので転倒や足をくじかないように慎重に歩きましょう。

西吾妻山の周辺施設

[天元台高原ロープウェイ]

[米沢市 森林体験交流センター]

[新高湯温泉 吾妻屋旅館]

[西吾妻小屋]

アクセス

天元台コース

  • 米沢駅━(バス:山交バス)━湯元駅前=しらふゆもと

若女平コース

  • 米沢駅━(バス:山交バス)━森の館前━(徒歩)━若女平登山口

最後に

今回の西吾妻山は初のオフシーズン中のスキー場を登山するというなんとも、面白い体験でした。

実際スキー場って登ってみると傾斜があって大変なんですね。

そしてスキー場のさらに上には高層湿原が広がっていてこれが歩いていてかなりの解放感を感じることができて凄く気持ち良かったです。

山頂は展望がありませんでしたが、他が見所のある素敵な山ではないかと思います。

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